ジンギスカン、つまり羊肉がヘルシーだといわれる理由には以下のようなものがあります。
 
羊の脂は融点が高く人間の体温では溶けません。
 
つまり、吸収される前に身体から出るのでコレステロールの量は魚並みの少なさになります。


 
また、体脂肪を分解するカルニチンも含まれているので、ダイエット中の人が肉を食べたくなったら、羊肉は選択肢にふさわしいと言えるでしょう。
 
(しかし、「羊肉を食べたらやせる」わけではもちろんありませんのでご注意を)
 
カルニチンは、体内で脳を活性化する物質にも変化します。体内でも合成されますが、加齢と共に減少します。
 
成人は一日100mg必要で、羊肉の可食部100gあたりのカルニチン量はマトン(2歳以上の羊の肉)が約190mg、ラム(1歳未満の羊の肉)が約100mgなので、羊肉はカルニチン補給に有効な食材です。
 

 
中国では、羊肉は身体を温め、造血器官の機能を高める食品として認知されています。冷え性の女性にはお勧めなのです。
 
同時に羊肉は男性に精力をつけ、女性の不妊症も治癒する効果があるとされています。