以前私はジム通いをしてウェートトレーニングをしていました。(これを書いている現在は諸般の事情から通っていませんが)
ジムでは老若男女いろんな人が運動しており、中にはボディビルダーとおぼしきマッチョな人も当然います。
私が筋トレしていると、動作のやり方などを教えてくれる人もいて、とても勉強になったものです。
このコンテンツでは、そうしたアドバイスの中から特に印象に残っているものを紹介します。
ウェイトは軽くてもいいので筋肉に効かせる&正しいフォームで
そのアドバイスとは
「筋トレは重いのを上げるのが目的ではなく、筋肉に効かせるのが目的だからね」
というもの。
これを教えてくれたのはこれまたとんでもないマッチョマンで、私の推測ではおそらく年齢50歳ほど、職業は学校の先生らしき男性です。
大胸筋や脚の筋肉が盛り上がっており、上腕周りなどは私の二倍ほどあったのではないでしょうか?
しかしこの男性、さぞかし重いものを上げ下げしているのかと思いきや、アームカールは私が「ウソだろ?」と驚くほど軽いウェイトでやるのです。
スクワットもウェイトを使わず、重心をやや後ろにかけても倒れないよう、柱をつかんで行っていました。
なぜそれほど軽いウェイトを使うのか、と聞いたところ、先のアドバイスをもらったのでした。
またその男性は「軽いウエイトでもいいから、フォームを正しく」といつも強調してました。
ヘンに重いウェイトを使って上げることが目的になってしまうと、身体の反動を使ったりして筋肉に効いていないこともあります。
フォームを正しくすることでパンプアップしやすいですし。
実際に、その男性が筋肉に見合うだけの重いウェイトを使っているのはほとんど見たことがありません。
マシンを使ったレッグカールも私のウエイトの1/3くらいだったのです。(ただし、大胸筋を鍛えるためにベンチでやっていたバタフライはとんでもない重さのダンベルを使っていました)
筋トレでいかに筋肉にきかせるか、というのはいくつか考え方があり、一概に「こうした方がいい」とは言えないものです。
どのような種類の筋肉を鍛えるか、ということでも内容は変わってくるでしょう。
しかし「軽いウェイトでもいいので正しいフォームで行い、筋肉に効かせる」というアドバイスは、筋トレ全般で意識すべきポイントだと個人的には考えています。(何より言ってくれた人の体が説得力の塊だったので)
筋トレをやっているが思うように筋肉が発達しないという場合、トレーニングでのウェイトとフォームを一度見直してみるのもひとつの手ではないでしょうか。