かつて日本で悪役プロレスラーとして一時代を築いたタイガー・ジェット・シンさんはヨガをはじめとする独自の健康法を実践しています。
 
何より重視しているのは鼻での呼吸です。鼻から大きく息を体内に吸い込み、静かにゆっくり吐き出します。
 
身体の隅々から二酸化炭素を放出するイメージで行うと、それだけで心身がリラックスします。
 
(このコンテンツは平成24年6月21日付 九州スポーツ新聞 「有名人 私の健康法」を参考にしています。年齢等は記事当時のものです)

そして仰向けになり、両足を上げて静止・左右に動かすといったヨガの動作をします。
 
シンさんいわく
 
「股関節を常に柔らかくしておくと、健康的な下半身を保てる」
 
そうです。
 
このヨガは20年近く続けていて、そのおかげか64歳のシンさんは先日の定期健診では45歳くらいの身体と判定されました。
 
 
ヨガだけでなく、トレーニングも欠かしません。
 
ランニングを含めて午前中に2時間行うのを習慣にしていて、来日中も時間を見つけてジムに通います。
 
食事にも気を使い、飲みものは全てノンシュガーです。ケーキなど甘いデザートはもってのほか。
 
シンさんの出身地インドでは、「チャイ」という甘い紅茶が有名ですが、シンさんはチャイにも砂糖を全く入れません。代わりにミルクを1%だけ入れます。
 
筋肉が必要なプロレスラーといえばたんぱく質ですが、ステーキは食べません。サーモンなどの魚やチキン、すしを食べます。
 
アメリカの企業が作っているプロテインも愛飲しています。そのおかげか(?)シンさんの肌はツルツルです。
 
以前はビールやウィスキーを飲んでいましたが、6~7年前からお酒はピタリとやめました。それ以後は体重が減り、112kg前後をキープしています。(身長は190cmです)
 
タバコは吸わず、副流煙を吸いたくないので喫煙者のそばにも近寄りません。