元女子プロレスラーのブル中野さんは、アメリカの試合で膝を大ケガしてしまい、それから自然と引退状態になりました。

虚脱感から、半年間は「空っぽな状態で、ただ生きてるだけの人間」だったそうです。
 
その後プロゴルファーになろうと一念発起。
 
(このエントリーは平成23年9月29日九州スポーツ新聞の記事を参考にしています。当コンテンツの内容は記事掲載当時のものです)


しかしプロレスラーとして増やした体重がネックだったので、大幅な減量が必要になりました。
 
スポーツジムに通い、
 
・有酸素運動5時間
・筋トレ1時間
・ゴルフの練習1時間

 
というメニューを毎日続けました。
 

 
食事療法も実践し、摂取カロリーは糖尿病患者と同じ一日1600kcalに抑えました。
 
その食事は、中野さんいわく
 
「食べた気がしないし、食べ物を飲めるというか、すぐお腹に入る」
 
ものでした。
 
3ヶ月後、中野さんの体重は115kgから50kg減って、65kgになっていました。
 
ウィキペディアで調べたところ、中野さんは2000年にゴルフ修行のために渡米しています。その後ビザのトラブルなどを経験しますが、どうにかグリーンカードを取得し米国滞在を続けます。
 
アメリカで練習を続けた中野さんでしたが、残念ながらプロテストには合格できず、08年に日本へ帰国します。
 
その後はムエタイのジムに通って体重をキープしつつ、テレビ出演やバー経営を始めます。
 

 
2012年1月8日に引退セレモニーをやることになり、なんと中野さんは現役時代と同じ100kg台の体重に戻します。セレモニー後は、ダイエットで再び60kg台に戻すと宣言しています。
 
体重の増減差があまりに大きいと体に良くない気もしますが、やはりプロレスラー時代のキャラとしては”普通の体型”ではダメなのでしょうね。