オウム病は、鳥からうつる代表的な感染症で、オウム病クラミジアを病原体として発症します。

国内では集団発生を除くと年間30~40人程度が感染しています。

オウム病はインフルエンザに似た症状 発熱や筋肉痛 悪化して肺炎にも

オウム病クラミジアは鳥類の2割程度が保有しているといわれ、糞によって体外に排出されます。
 
糞が乾燥すると、細かい塵状になって空気中に漂うことがあります。それを人間が吸い込むとインフルエンザに似た症状をひきおこします。
 
これがオウム病です。
 
糞だけでなく、エサを口移しで与えても感染することがあります。
 
オウム病に感染した鳥自体も下痢や食欲不振といった症状が出ることがあり、場合によっては死亡することもあります。
 

 
人間が感染すると1~2週間の潜伏期間の後、38度以上の発熱、筋肉痛を発症し、症状が進むと肺炎への移行もありうるので、軽く考えてはいけません。
 
05年には、長崎の家族4人がオウム病から肺炎を発症しています。
 
カゼの症状が長引く場合、もし鳥類を飼っているなら医師の診断を受ける際にその旨を説明するようにしましょう。人間・鳥ともにオウム病を治す抗生物質があります。
 
乾燥した鳥の糞が粉塵になるような環境では感染リスクが高くなるので、公園や駅などハトがたくさんいて、糞が放置されているところも危険です。
 
その他オウム病予防を予防するための注意点を挙げます。

・鳥を購入する際は健康な鳥を購入する
・時には鳥の健康診断を受ける
・羽や糞をこまめに掃除する
・台所や食事をする部屋に鳥かごは置かない

ペットは可愛いですが、過度に接触するのは慎重になりましょう。

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