管理人の普通の顔ひらの整形外科クリニックの平野薫院長は、
 
外来で脊柱管狭窄症と診断される人の9割以上は、腰の神経圧迫が原因ではない
 
と考えています。
 
(このコンテンツは雑誌「壮快」2016年12月号92~94ページを参考にしています)
 
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壮快 2016年 12 月号
壮快 2016年12月号

天城流湯治法「脊柱管狭窄症は足の第4趾(薬指)の縮み・変形」

管理人の普通の顔平野医師は2015年ごろまでは、脊柱管狭窄症の原因は腰にあると考えていて、一般的な治療を行っていました。
 
しかしブロック注射を何本打っても痛みがひかなかったり、手術をしても痛みやしびれが残るケースが平野医師を悩ませます。
 
中には施術前より悪化する患者さんまでいたのです。
 
腰に問題があるなら、腰を治療すれば改善するはずなのに、なぜ良くならないのか、ずっと疑問を感じていました。
 
疑問を抱く女性
 
その謎は、2016年に「天城流湯治法」という独自のメソッドに出会うことで解決します。
 
これは健康プロデューサーの杉本錬堂氏が考案した独自の手当て法です。
 
杉本氏によると、脊柱管狭窄症は足の第4趾(薬指)が縮んだり、変形したりすることによって発症します。
 
第4趾が縮むと、足の甲にある腱が引っ張られて硬くなり、そこからつながる脛、太股の外側、お尻の横の腱も引っ張られます。
 
そのせいでお尻や足の筋肉が硬くなって血流が滞り、痛みやしびれが起こるのです。
 
平野医師はこの理論を聞いてから、改めて患者さんを診察したところ、お尻から足にかけての痛みやしびれを訴える人の9割以上は、足の第4趾が縮んで曲がっていたのです。
 
そこで第4趾を伸ばし、脛から太股の硬くなった筋肉をほぐす天城流湯治法のメソッドを施したところ、患者さんの痛みやしびれが軽減したのです。
 
神経の圧迫がMRIで確認できた人でも改善するケースまでありました。
 
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足の骨ぎわはがし やり方 足の薬指伸ばし&すね・太ももの筋肉をはがす

このメソッドは「足の骨ぎわはがし」と呼ばれます。
 
以下にやり方を紹介します。
右足の場合です。

1 足の第4趾(薬指)を伸ばす
曲がった足の第4趾の先を、手の指でしっかりつかみ、前方に引っ張って伸ばす。それを数回繰り返す。
 
2 第4趾の腱を骨からはがす
足の甲にある、第4趾のスジ状の腱のきわに右手親指を立て、骨からはがすように横に引く。
 
指のまた側から始め、第5趾の腱とぶつかる手前まで少しずつずらしながら行う。
 
女性の足
 
3 すねの外側の筋肉をはがす
すねの骨の外側のきわに右手の親指を立てて、骨から筋肉をはがすように横に引く。左手をすねの骨に当てるとやりやすい。
 
外くるぶしの少し上から、1cmずつずらしながら膝下まで行う。
 
4 太股の横外側の筋肉をはがす
太股の横外側の筋肉に両手の親指を立て、太股の中央にある骨からはがすイメージで外側にはがす。
 
膝の少し上から始め、1cmずつずらしながら股間の高さまで行う。
 
※左足も同様に行う
※回数の目安は1日に3回以上

 
脊柱管狭窄症と診断されても、第4趾の縮み、筋肉癒着による血流の滞りで症状が出ている可能性があることから、平野医師は「慌てて手術する必要はない」としています。
 
痛みやしびれに悩まされているなら、「骨ぎわはがし」一度試してみてはいかがでしょうか。
 
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