アメリカでは肥満が久しく社会問題になっています。
アメリカの日常がニュース映像などで流れると、かなりの高確率で肥満と言って間違いない人が映ります。
この理由はやはり食生活にあるようです。
アメリカ 肥満とされる人の数と太る理由
※追記
こちら↓の記事を参考に、2020年のデータを追加しておきます。
37の州や地域は18歳以上の3割以上が肥満判定…アメリカ合衆国の肥満動向最新情報(2020年公開版)
https://news.yahoo.co.jp/byline/fuwaraizo/20201101-00205095/
2020年に公開された統計では、このような割合になっています。
アメリカ合衆国全土では32.4%が「肥満」、34.6%が「過体重」。「標準」は30.5%、「やせ型」は1.8%。
下に紹介している05年のデータでは60%超の人が標準体重より多かったので、改善されているとは言えないようです。
↓以下、05年時点の統計を紹介した記事です。
05年現在、アメリカ人の60%以上が標準体重を超え、6000万人が肥満、900万人が極度の肥満と推定されています。
しかも、あまりに肥満の程度が進んでいるために、アメリカ人の患者に医療画像機器の性能が追いつかないケースが増えているそうです。
脂肪が厚すぎて、放射線機器が体内の映像を写せないことがしばしばあるのです。
米国では6-19歳の16%、約900万人が肥満と診断されています。
これは80年前に比べ約3倍の数です。最大の要因として、高カロリーのファストフードや高糖分飲料が挙げられています。
これらの食べ物が手軽に手に入り、また食べることがあまりにも日常化しているのです。
日本人がアメリカを旅行してレストランに入ったとき、出てくる料理のボリュームや量に驚いた、という話を時々耳にします。
日本のファミリーレストランなどでは、普通に注文している限りこういう経験はまずありません。
つまり、日常生活からしてアメリカではカロリーを多く摂取するのが普通なのです。
現在アメリカ人の肥満による短命への影響は4~9ヶ月程度ですが、子供の肥満が進む結果、今後50年間で2~5年に達する可能性があるそうです。
PR
アメリカ人が太る理由 邪悪なアメリカンフード10種
「日本には太った人がいない!」とビックリしていた日本在住のアメリカ人(女性)に会ったことがあります。
その女性は「アメリカにはとんでもなく太った人が多いけど、日本ではそんな人はまずいない」とも語っていました。
確かに、アメリカのドラマや映画を見ていたら、男女いずれもすごい太り方をした人が登場します。
アメリカの肥満問題は長らく指摘されてきました。
関連して、こんな記事を目にしました。
アメリカ人が痩せられない理由、10の邪悪なアメリカンフード
karapaia.livedoor.biz/archives/52095509.html
記事で挙げられている10種類の食品をまとめます。
2 冷凍ディナー スーパーの冷凍食品売り場でよく見かけるチキンポットパイは1つあたり65gの脂肪を含み、1020kcalある
3 ドーナッツ 大量の砂糖が使われていて、1つ平均20gの脂肪が含まれていて、およそ300kcal
4 ポテトチップス 塩、脂肪ばかりなだけでなく、アクリルアミドという発がん性物質も含んでいる
5 低脂肪食品 脂肪分は確かに少ないが、それを補うためにとんでもないものを含んでいる 低脂肪ブームが起きた20年前よりもアメリカ人は太っている(「とんでもないもの」が何か具体的な記述はありません 原文でも”nasty”とあるだけです)
6 マーガリン トランス脂肪酸の害が指摘されているにも関わらず、「マーガリンはバターよりも健康に良い」と信じているアメリカ人はまだ多い
7 炭酸飲料 大量の糖分を含んでいる 一週間に2本の炭酸飲料を飲むと、すい臓がんになるリスクは跳ね上がる 月に2kgほど体重を落としたいなら、炭酸飲料をやめるだけでよい
8 フラペチーノ この「脂肪と砂糖の詰まった悪夢」には、20gの脂肪と60gの砂糖、500kcalが含まれている
9 シナボン(シナモンロールのチェーン店) ひとつ730kcal このチェーンは日本にも出店したが、高カロリーが敬遠され、最後に残った東京お台場店も09年2月28日で閉店した。
10 パスタと白パン 白い小麦粉と水と卵のこれらの食品は食物繊維を含まず栄養価もない
メルマガでも何度か書いていますが、管理人はこれらの食品を「絶対食べてはいけない」とは考えていません。
たまに食べるのであればOK、という考えです。ただし、食べるのが習慣になってしまうのはマズいと思います。
どの程度食べるかは各自の健康意識次第でしょう。
PR