湿度が低い冬には、乾燥による肌のかゆみが起きやすくなります。
この対策として尿素入りクリームが利用されています。
尿素入りクリームには乾燥によるかゆみを改善する作用があるのです。
尿素クリーム使用の注意点 角質の厚い部分に使用する
尿素クリームに関しては、注意点があります。
それは
「尿素を多量に(20%以上)配合したクリームは皮膚の薄いところには塗ってはいけない」
ということです。
尿素は、皮膚の角質を溶かす作用があります。
そのため、ひじやかかとなど皮膚が厚く、角質化してザラザラになった部分だけに塗るのです。
こうした特徴から「尿素入りクリームを肌に塗ること自体が危険」という主張もあります。
ちなみに乾燥を防ぐためには、部屋の湿度は60%程度必要です。
自宅はもちろん、職場でも頻繁にのどが渇くようなら空気が乾燥していることが疑われます。
濡れタオルを干してみて、一晩でカラカラに乾いていたら、かなり乾燥していると判断できます。