ダイエットに関する記事でミトコンドリアについて目にすることがあります。
ミトコンドリアは私たちの細胞の中にある物質で、ダイエットをサポートしてくれます。
雑誌「からだにいいこと」2022年2月号22~23ページに、ミトコンドリアを増やす方法の解説がありました。
一部を抜粋して紹介します。動作も簡単ですよ!
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からだにいいこと 2022年2月号
※サンプルを読む・Kindle版あります
ミトコンドリアの働きと増やし方 本来は大変な運動が必要
まずはミトコンドリアの働きから。
細胞の中のミトコンドリアには、食べ物に含まれる糖や脂肪をエネルギー源となる「ATP」に変換する役割が。
ATPがたくさん作られると細胞の新陳代謝が進み、太りにくいだけでなく、若々しく疲れにくい体に!
食事で摂った糖や脂肪分を効率よくエネルギー源に変えて消費すれば、体脂肪になるのを防げます。
つまり太りにくい、ダイエットに効果があるというわけです。
ミトコンドリアは体を動かすことで増えるのですが、普通の運動なら限界まで追い込むほどハードにやる必要があります。
ミトコンドリアを運動で増やそうとすると、10回3セットのベンチプレスや、何百回もの腹筋を続ける必要が。相当ハードな追い込みが必要なんです。
さすがにこれは大変ですよね!
しかしもっと手軽な運動で増やす方法があるんです!
次に今村匡子(いまむら きょうこ)さんの解説を紹介します。
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太もも裏を伸ばしてミトコンドリア増加 ストレッチのやり方
柔道整復師の今村匡子(いまむら きょうこ)さんは「体内のミトコンドリアさえ増やせれば、自然とヤセ体質になれます」として、このように解説されています。
ミトコンドリアは、関節の動きを支えるねじれた形状の筋肉に多く存在します。この”ねじれ筋”をピンポイントで伸ばせば、ミトコンドリアが増え、基礎代謝が大幅アップ。
座っているだけでムダな脂肪がエネルギーに代わり、スラッとした下半身に。
それでは次にそのやり方を紹介します。
たくさんのミトコンドリアが眠る太もも裏の”ねじれ筋”を、ピンポイントでねじって刺激します。
おそらく誰でもやったことのある、簡単なストレッチ動作です。
両脚を伸ばしつま先をねじる
床に座り、両脚をそろえて前に伸ばす。つま先を上に向け、足首を90度曲げたら、両足先を内側に傾けて交差させる。
左右どちらかのつま先が手前でもOK。
ポイント
足首はしっかり90度に曲げましょう。慣れるまでは足裏を壁につけると、つま先がしっかり上向きになります。
朝起きてすぐか風呂上りにやるのがおすすめです。
朝一番でミトコンドリアが活動しやすくしておけば、一日中代謝が上がった状態をキープできます。体が温まっているお風呂上りも、筋肉を伸ばしやすいのでおすすめです。
上半身を前にゆっくり倒す
すね付近を両手で上からつかみ、上半身を前に倒す。両ひじを脚につけ、太もも裏が伸びるのを感じたら、自然な呼吸をしながら一分間キープ。
効果をアップさせるには
足首をつかめばねじれ筋がさらに伸びる。
上の動作が簡単にできる人は、足首やつま先をつかみましょう。ねじれ筋に強い刺激が入るので、さらに代謝アップが期待できます。
「ながら」でもできる動作ですね!
このストレッチは太もも裏の筋肉の柔軟性を上げるので股関節の可動域が広がります。
腰まわりの筋肉のゆがみも取れるので腰痛の予防・改善にも効果があります。
ミトコンドリアの増加もイメージしつつ、ぜひ実践してみて下さい。
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「やせたい」なんてひと言もいってないのにやせた1分ねじれ筋のばし
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