松枝茂房さん 大腿骨骨頭壊死 加圧トレーニングで克服

プロボウラーの松枝茂房さんは、96年4月に帝京大学付属病院整形外科で「大腿骨骨頭壊死」という診断を受けました。
 
 
大腿骨骨頭壊死とは、何らかの原因で大腿骨頭への血流が途絶え、酸素や栄養素が供給されずに骨頭の組織が死んでしまう病気です。
 
大腿骨頭は股関節とつながっている部分なので、骨頭の組織が壊死すると股関節が機能しなくなります。
 
 
股関節に障害が残るため、松枝さんはボウリングはおろか歩行も困難になりました。
 


 
松枝さんには人工股関節手術という選択肢もありましたが、この手術を行うと関節の可動域が小さくなり、筋力も低下すると医師から宣告されていました。
 
 
そこで松枝さんは加圧トレーニングを始める決心をします。
 
加圧トレーニングは腕や脚を専用のベルトで締めた状態で行う特殊なトレーニングで、筋肉を増強させるだけでなく、高いリハビリ効果を発揮することでも知られています。
 
 
松枝さんは加圧ベルトを着けての簡単なウォーキングから始めました。
 
その後レッグエクステンション、レッグカールとメニューを増やしていき、半年後にはシャドウボウリング、一年後にはスクワットもこなすようになります。
 
 
驚くことには、トレーニング開始から1年後にレントゲンをとると、陥没した骨頭の横に骨の再形成が確認できたのです。
 
トレーニングから4年後には、二日間で24ゲームを投げるまでに回復します。
 
 
加圧トレーニングによるリハビリは極めて高い効果があったと言えるのではないでしょうか。
 
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この記事は「加圧トレーニングの奇跡」85~90ページを参考にしました。
 

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