「基礎代謝量」はすっかり一般的な言葉になりましたが、実際の測定方法はあまり知られていません。
 
そこでここでは簡単な方法を紹介します。(正確に測定するには専門の器具が必要です)

まずは標準体重を算出します。
 
身長(m)×身長(m)×22=標準体重(kg)です。
 
次に基礎代謝を算出します。
 
標準体重(kg)×体重1kgあたりのエネルギー消費量(25から30kcalまでのいずれか。個人差があります)=基礎代謝量(kcal)です。


(例)
身長170cmの人の基礎代謝量を算出してみます。
 
1.7×1.7×22=63.58(kg)←これが170cmの人の標準体重です。
 
なので、身長170cmの人の基礎代謝量は
 
63.58×25=1589.5(kcal)と、63.58×30=1907.4(kcal)が算出されるので、1589.5kcalから1907.4kcalの間ということになります。
 

 
数値に幅があるのは同じ身長でも筋肉質の人は代謝量が多いからです。
 
理論上は、特に運動をしなくても摂取カロリーが基礎代謝カロリー以内なら体重は増えないということになります。
 
一つの参考にしてみてください。