以前「これはキクだろ!上腕三頭筋の筋トレ」というコンテンツをアップしました。
 
このコンテンツでは脚を鍛えるスクワット運動を紹介します。


 
スクワットの動作はよく知られていますが、以下にまとめるのは一般的なスクワットとはちょっと違う「シシィスクワット」と呼ばれる動作です。

シシィスクワットは普通のスクワットとは全く違う動作です

鍛える箇所は主に膝の上にある筋肉(大腿四頭筋下部)です。サッカー選手はよく発達していて、膝の上に二つコブのように見える筋肉ですね。
 
シシィスクワットでは、一般のスクワットと比べて次のような違いがあります。
 
・ヒザは前に出しながら曲げる
・上半身を後ろに傾ける

 
一般にスクワットでは、つま先より前方にヒザが出てはいけない、というのが鉄則になっていますが、シシィスクワットでは膝を思いっきり前に出すのです。
 
私個人的には、普通のスクワットよりもシシィスクワットの方がキクという印象があります。(私の場合、普通のスクワットだとヒザが痛くなるのですが、シシィスクワットだと痛くならないという事情もあります)
 
冒頭の三頭筋トレーニングでは「腕を伸ばす時も曲げる時も、筋肉に自重を乗せて、キかせることを意識してください」ということを書いています。
 
今回紹介するスクワットでもこの意識を忘れないようにしてください。

シシィスクワットのやり方・超移転

具体的なやり方を紹介します。
 
1 肩幅よりやや狭く足を広げて立つ
両手は、腹筋をする時のように頭の後ろで組む
 
2 そのまま膝だけを前方に出していく(かかとは上がっている)
同時に、膝から上体までは真っ直ぐに(慣れないうちは身体が多少曲がってもOK)したまま、身体を少し後方に倒す。
 
3 膝をできるだけ前方まで出したら、ゆっくり1に戻る
「1に戻る」というと足を真っ直ぐにしてしまうようですが、私としては、膝を限界まで曲げた状態から少し戻す程度(ひざの角度が90度くらい?)の動作を繰り返す方がよくキクと考えています。
 
先述のように、スクワットでは「動作中にひざをつま先から前へ出さない」のが鉄則です。しかしこの動作はその鉄則を思いっきり無視してます。
 

※これは普通のスクワットの画像です
 
無視していますが、私の場合この運動でヒザが痛くなるなどの不調を起こしたことはありません。
 
ただし、ネットを「シシースクワット」で検索してみると、やはり「シシースクワットもヒザに負担がかかる」という旨の解説も目にするので、不調を感じたらすぐにやめてください。
 
バランスに注意しつつ、常に筋肉に自重を載せた状態を常に保ち、ゆっくり動作するよう意識してください。
 
動作に慣れないうちはバランスがとりにくいので、最初のうちは頭で手を組まない方がやりやすいかもしれません。
 
どうしてもフラフラするなら、柱などを軽くつかんだ状態で行ってもOKです。
 

 
自重を逃がさず、筋肉にうまく負荷をかけ続けることができれば、20回も動作するとかなりキキます。パンプアップも起きるでしょう。
 
筋トレ好きなら、ぜひ一度は試してみて下さい。
 
普通のスクワットに飽きたら、違う部分が鍛えられるシシィスクワットをやってみるのも良いでしょう。
 
YouTubeに詳しいやり方の動画も多数あるので参考にしてみて下さい。

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