暑い時に氷入りの冷たい水をキューっと飲むのは爽快なものです。
しかしインド伝統の民間療法アーユルヴェーダではこれを最もやってはいけないこととしています。
冷たい水ゴクゴクはアグニ(消化力)を奪う アンディ・フグさんは…
このような場合、白湯か、室温と同じくらいの生ぬるい水を飲むようにすすめています。
冷たい水は、アグニ(消化力)を奪うと考えられているからです。
アグニは体内毒素を体から一掃するために非常に重要な力です。アグニが強いほど老廃物が蓄積されず病気の予防につながるのです。

この話を聞いていつも思い出すのは、空手家でキックボクサーでもあったアンディ・フグさんです。フグさんは冷たい飲み物は絶対に飲まなかったそうです。
コップ一杯すら飲まなかったので、K-1イベントプロデューサーの谷川貞治さんがテレビ出演した際、フグさんについて
コップ一杯くらいの冷たい水を飲んだって、はっきり言ってしまえばどうってことはないんですよ。
それでも飲まなかったアンディのストイックさには脱帽した。
といった意味の発言をしていたのを覚えています。
私も夏場であっても、できるだけ常温以上の温度のものを飲むようにしています。
たまには冷たいものも飲みますが、畳み掛けるように連続で飲むとやはり「なんとなくヤバイ」と感じることがあります。

「やる気」が無くなるような気もしますし。
やはり基本は常温が良いと感じます。
ちなみにフグさんは日本で自炊していた時、ご飯にバナナとヨーグルトをかけて食べていたそうです・・・。
冷たいものをとりすぎると気力の低下 管理人の体験
冷たいものの飲み過ぎで失敗した個人的な例をひとつ。
ある年の夏、猛暑日が続いてあまりの暑さに氷菓子の類を続けて食べたところ・・・。
気力が思いっきり低下し、いわゆる「やる気」がゴッソリ無くなってしまったのです。
私の場合、やる気がなくなるといろんな面での「めんどくさい」「後回し」が多くなってきます。そしてその気力の低下はハッキリ自覚できます。

冷たいものは以前も食べてましたが、あれほど気力に影響したのは初めてでした。(トシのせいかも?)
これはイカンと反省した私は早速冷たいものを控えるようになり(全くとらなくなったわけではありません)、その後は気力も回復しています。
お腹を冷やすと腹痛などを起こすこともありますが、気力など精神面にも悪い影響があるのは間違いありません。
近年の夏は猛暑日が当たり前のようになりました。
「暑くて何もやる気が起きね~」とダレてませんか?もしそうなら、冷たいものを口にしないよう意識してみてはいかがでしょうか。
冷たい飲み物は体を冷やすだけでなく交感神経にも影響あり
当たり前ですが、冷たいものを飲むと胃およびその周辺が冷やされ、身体が冷えます。
冷たい飲み物も、たまに飲む程度ならそれほど影響はないでしょう。内臓が冷えても、しばらくすれば体温が回復するからです。
しかし発汗量が増える夏は、飲む量も増えます。立て続けに冷たいものを飲むことも珍しくありません。
これでは常に内臓が冷やされて体温が回復する暇がなくなってしまいます。結果的に臓器類が冷えたまま、つまり機能が低下したまま活動することになります。
さらに、冷たいものは物理的に内臓を冷やすのに加えて、交感神経を緊張させます。
朝に冷たい水を飲むと気分がスッキリするのは、一時的に交感神経が優位になり、軽い興奮状態になるからです。
冷たいものを断続的に飲み続けると、交感神経の緊張も続いてしまいます。すると血管が収縮して血行が阻害され、血流が悪くなり身体が冷えてしまうのです。
考えてみれば、昔は夏場の冷たいものといえば、せいぜい冷たい川で冷やした食べ物や、井戸水くらいだったのではないでしょうか。
アイスクリームや冷たいジュースを、大量に、しかもいつでも口にできる現在の環境は、快適かもしれませんが、もしかしたら身体に好ましくない影響を与えているのかもしれませんね。







