「冬でも手足がポカポカしている 夜は布団から手足を出すほど」
という人がいます。
これは男性に多く、一見低体温とは無縁のようですが、手足が温かいなら低体温ではないのでしょうか?
手足がポカポカでも低体温かも?
結論から書くと、手足が温かくても低体温の可能性はあります。
低体温かどうかは、手足など身体の末端ではなく、身体の中心部の温度で判断します。
つまり、わきの下で体温を測る必要があるのです。手足が温かくともお腹が冷たいなら、低体温の可能性があります。
手足が温かければ問題なさそうですが、これは
手足の血管の収縮が起こらず、体温が逃げている
とも言えます。
体温調節機能に異常をきたしている可能性もあります。
原因としては
・不規則な生活などで副交感神経が優位になりすぎている
・血管が老化して収縮力が衰えている
などが考えられます。
血管の老化は、いわゆる生活習慣病が気になり始める年齢、つまり40歳ごろから始まります。
体温は加齢と共に少しずつ下がり続けます。長寿のお年寄りであれば35度台の体温も珍しくありません。