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クエン酸と聞くと、私は
「痛風の発作をやわらげる」
「乳酸を除去し、疲労回復を早める」
といった作用を真っ先に連想しますが、「クエン酸で医者いらず」の体験談によると、改善できる症例はそれだけではありません。
クエン酸でなぜ糖尿病が改善する?
クエン酸で改善したという症状には以下のようなものがあります。
・・・などなど。
特に、糖尿病と高血圧の体験談は突出して多くなっています。
糖尿病を改善する理由として、この本では
(血液がアルカリ性になるので)少しくらいインシュリンが少なくても、肝臓や筋肉の細胞がブドウ糖を吸収し始めるのです。
それで、血糖値も下がってくるのです。
(91ページ)
と説明されています。
余談気味になりますが、少し前に「糖尿病の人におすすめ!」と話題になったシークヮーサーという柑橘類がありますよね。
「もしかして、あれもクエン酸が理由だったのか?」と考えたのですが、クエン酸ではなく「ノビレチン」という成分による作用でした。
ノビレチンはフラボノイドの一種であり、血液中でインスリンの働きを助け、血糖値を正常に保つと考えられています。
また、血圧を安定させ、ガン細胞の増殖を抑える働きもあるのだとか。
もうひとつ、「クエン酸で高血圧も改善した」という体験談も多いのですが、その理由は実はよくわかりません。本書中の解説も「?」な感じで、理由そのものには言及されていないのです。
ネットで検索してみましたが、こちらもピンときません。
「理由はよく分からないが、高血圧に効果があったとという体験談は多い」という感じです。
この理由を私なりに推測してみました。
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