「クエン酸は神薬です」という新聞広告を目にしたことはありませんか?
 
私の実家で購読していた地方紙にはかなり長いこと掲載されていたと記憶しています。
 
掲載期間の長さにタイトルのインパクトも手伝って、私の頭にも残っておりました。

それから長い時間が経過し・・・
 
最近にわかにクエン酸への興味が高まってきました。この機会に、長年心に残っている「クエン酸は神薬です」を読んでみるかと思い立ったのですが・・・
 
図書館を探してもありませんでした orz
 
そこで、代わりに「クエン酸で医者いらず」という本を読んでみました。
 
この本の著者は、栄養士の長田正松(おさだ しょうまつ)さんで、長田さんは「クエン酸は神薬です」の著者でもあるのです。
 
「クエン酸で○○が改善した!」という体験談がたくさん紹介してあり、症例も多岐にわたっています。
 
この本を参考に、このコンテンツではクエン酸の糖尿病と高血圧への作用について紹介します。
 
クエン酸が身体に及ぼす作用では、「身体をアルカリ性にする」件が必ず言及されます。これは最大のキモと言える部分です。
 
クエン「酸」なのに、なぜ身体がアルカリ性になるのでしょうか?
 
クエン酸自体は酸性であり、口に入れて胃に到達するまでは酸性のままです。
 
ところが十二指腸に入ると、クエン酸は膵臓から分泌された重曹と化学反応を起こし、クエン酸ソーダ(クエン酸三ナトリウム)というアルカリ性の物質が発生します。
 
結果的に、クエン酸が身体に吸収されるとアルカリ性として働くわけです。
 
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