枝豆は”お酒のおつまみ”というイメージが強いですが、豆の一種だけに栄養も豊富な優れた食材です。

大豆と枝豆は収穫時期が違うだけで同じ野菜ですが、枝豆は大豆にはない栄養素も含まれています。
 

 
このコンテンツでは枝豆の栄養や”究極のゆで方”を紹介します。

枝豆の栄養 大豆に含まれていない〇〇や□□も

枝豆にはたんぱく質、糖質、炭水化物カルシウム、ビタミンB1が含まれています。
 
大豆にはほとんど含まれていないビタミンCやカロテンも豊富です。ビタミンCは100g中27mg、カロテンは260マイクログラム含まれています。
 
ビタミンB1は100g中0.31mgと豊富に含まれています。
 
ビタミンB1は炭水化物の代謝を促し、エネルギーを作るのに大事な栄養素です。
 

 
特に夏はそうめんなどのあっさりしたものやジュース類をたくさん摂るためビタミンB1が不足がちになり、夏バテを招きます。枝豆は夏バテ防止に効果的なのです。
 
レシチンも含まれており、血管にこびりついたコレステロールを溶かし、肝臓に運んで排出を促します。神経細胞の再生に必要な葉酸も豊富です。

児島啓介さん”枝豆究極のゆで方”

枝豆研究家・児島啓介さんの「枝豆塩ゆでの極意」日本で唯一(08年8月現在)の枝豆研究家、児島啓介さんは枝豆の塩ゆでを二年間研究し、コレだ、と思える究極のゆで方を編み出しました。
 
そのゆで方を紹介します。
 

 
ポイントは「お湯3リットル、ゆで時間3分、塩3回」と3並びになっているところです。
 
具体的な方法は以下のとおりです。

・枝豆300gを水洗いし、大さじ1の塩を振って塩もみする
・鍋に3リットルの水を入れ、沸騰したら塩もみした枝豆を入れて3分間ゆでた後、ザルに上げる
・ボウルにあらかじめ作っておいた氷水にザルの枝豆を1秒だけくぐらせて粗熱を取る
・枝豆をうちわであおいで冷まし、小さじ四分の一の塩を振ってできあがり

 
ちなみに児島さんの本業はシンガーソングライターで、枝豆の歌のCDも発売しています。