「筋肉の左右のバランスが崩れていると腰痛になりやすい」とはよく知られています。
身体の片側だけを使い続けることで、使わない側の筋肉が弱ってくるのです。
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最もわかりやすいのは「利き手」です。
多くの人は右利きであり、筋肉のつき方や神経の分布も左手より右手が発達しています。
普段はほとんど意識されませんが、これも「左右のバランスが崩れている」例のひとつです。
健康意識の高い人の中には、利き手でないほうの手を意識して使うなど、生活動作で身体のバランスをとるよう心がけているケースもあります。
こうした意識でも左右のバランスは改善可能ですが、ちょっとした動作を行うことでも効果は期待できます。
芦原クリニック院長の芦原紀昭医師は、「ボール投げ動作」を提唱しています。
左右のうち、弱い側の手(多くの人は左手でしょう)でボールを投げる動作をするだけです。
実際にボールを投げる必要はなく、いわゆるシャドーピッチングでOKです。
やり方を紹介します。
↓
■ボールを投げるつもりで勢いよく腕を振る 周囲にぶつからないように注意
↓
■投げる動作が終わったら、前の足のつま先に体重をかける
腕だけでなく、腹筋・背筋、足腰と全身を使うよう意識します。
わかりやすい動作ですが、真面目にやると身体が温まります。
最初は朝晩10回ずつ、慣れてきたら朝晩30回ずつ行うのが目標です。
芦原医師によると、この動作を続けることで腰痛だけでなく
肥満 便秘 膝痛 肩こり 糖尿病
といった症状の改善も期待できます。
場所を選ばず動作も簡単なので、左右のバランス改善に実践してみてはいかがでしょうか。
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