女優の川上麻衣子さんは芸能人にしては珍しく朝型で、毎朝6時50分には起きます。
「人間の体内時計からして、日の出と共に起きるのが体に良いと聞いたので」というのがその理由です。
起きてしばらくの間太陽の光を浴びます。
その後鼻やのどに噴霧器の蒸気を当て、足をフットスパで温めます。
そしてバランスボールで30分かけて腹筋を鍛えます。
地方で仕事をするときもバランスボールを必ず持参します。
腰痛でうつ伏せになれなくなった時期に「腹筋を鍛えたほうが良い」とアドバイスされたのをきっかけにバランスボールを始めました。
バランスボールの運動では、不安定さに耐える過程で体幹のインナーマッスルが鍛えられます。
川上さんも腹筋が鍛えられて腰痛が気にならなくなり、「腰が伸びて気持ちいいのでやめられない」そうです。
気分転換は「吹きガラス」によるガラス工芸で、花器やコップなどを自分でデザインしており、すでにプロ級の腕前です。
かつては「スイスボール」日本で知られるきっかけは?管理人も使ってみました
調べてみたら、バランスボールって1963年にイタリアのプラスチック製造会社が開発したそうです。
すでに半世紀ほどの歴史があるとは驚きです。
スイスでリハビリ用の医療器具として使われていたため、かつては「スイスボール」と呼ばれていました。
スイスでは、集中力を高める目的で教室の椅子としては使用する学校もあります。
ネット検索サービス大手グーグルの社員も椅子として使っているのを私はテレビで見たことがあります。
日本には1980年代に伝わり、本格的に使用して広めたのは筑波大学だそうです。
一般に広く知られるようになったのは、01年当時イタリアのプロサッカーリーグセリエAで活躍していた中田英寿氏がトレーニングで使用したのがきっかけです。
中田氏がバランスボールを使っている様子がテレビで放映されたのがきっかけで、フィットネス器具として一般にも認知されたのです。
バランスボールは実家にもありました。
家族が購入していたのですが、部屋の隅で放置状態になってました。(実はありがち?)
私も帰省したときにそれらしい動作をやってみました。
「簡単だろ?」なんて考えていましたが、なかなかどうして難しいですね。
ボールに足を乗せて腕立てふせをするやつはフラフラするので、姿勢を保持するために肩周りや体幹の筋肉も緊張します。
さすがはバランスボール。
バランスをとるために動作中に息を止めてしまうことが多くなるかなと感じましたが、体幹を広く鍛えるには確かに有効ではないでしょうか。