塩分の多い食事というと「血圧を上げる」と連想しがちですが、胃がんのリスクも忘れてはいけません。

東北地方など塩分摂取量が多い地域では胃がんが増えることがわかっています。

塩分のとりすぎで胃がんになる理由と発症リスクの高い人

塩分の多い食品を習慣的に摂取すると胃の粘膜を破壊します。
 
その部分にピロリ菌が感染すると胃炎を発症し、胃がんに移行しやすくなるのです。
 

胃がんは初期状態では自覚症状がほとんど無く、異変を感じる頃にはがんが進行していることも珍しくありません。
 
その自覚症状も胃もたれや食欲不振など、いわゆる「よくある症状」なので、深刻に考えずそのまま放っておくケースも多いのです。
 
胃がんは初期で手術等の治療を施せば治癒率は非常に高くなります。定期検査を欠かさないようにしましょう。
 
胃がんによる死亡者数は減少傾向にありますが、発症率は以前高いままです。
 
初期状態で発見するためには定期的な検査が欠かせません。
 
次のような習慣があるなら検査を受けましょう。

・塩辛いものを好んで食べる
・タバコを吸う
・ストレスがたまっている
・ピロリ菌がいると言われた
 

一日あたりの食塩推奨摂取量は10g未満で、イクラ、タラコ、塩辛などの高塩分食品は週一回くらいが適当といわれています。

食塩のとりすぎは骨にも悪いが 不足してもダメ

食塩の取りすぎは高血圧・胃がんの発生原因になるだけでなく、骨粗しょう症の危険因子にもなります。
 
食塩のナトリウムが、尿からのカルシウム排泄を促進してしまうのです。
 
こう書いてくると、「やっぱり塩はダメだ!とにかく減らそう!」と考えてしまいますが、塩は人体に欠かせないものです。
 
控え過ぎても体調を崩してしまいます。
 
普通の食事をしていればナトリウム不足は起きませんが、食事から塩分を極端に抜くと「低ナトリウム血症」になってしまいます。
 
体内のナトリウムが足りなくなると倦怠感やむくみ、血圧低下が起きます。

私の前の職場では「食事では塩分をとにかく控えていた」という人がいました。
 
そんな食事を続けていたその人は、ある日突然意識が朦朧となり、倒れてしまったそうです。
 
低ナトリウム血症で血圧が下がりすぎてしまったのではないかと推測しています。

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