管理人の普通の顔食事の健康効果は、食べる際の意識によって変わると管理人は考えています。

口にするものにどんな栄養が含まれ、体にどのように貢献してくれるかなどを考えながら食べると、その効果が実際に発揮されるように思えるのです。
 
サラダを食べる女性
 
例えば緑黄色野菜を食べるときは、「抗酸化作用でアンチエイジング効果があるぞ!」などと意識するわけです。

うつ状態の高田明和医師「食べても食べても太らない」

管理人の普通の顔いわゆる「プラシーボ」のようにも思えますが、例えプラシーボであっても、効果が出るのならどんどん実践して何の問題もありません。
 
栄養を摂取しているのは間違いないのですから、何も意識せずに食べるよりは体内の反応も違うのではないでしょうか。
 
筋トレでも、鍛えている筋肉を意識すると効果がアップするそうですし。
 
アームカールの筋トレする男性
 
「心ここにあらず」で食べると、栄養が吸収されない例をひとつ紹介します。
 
各メディアで活躍されている高田明和医師は大学の医学部を卒業後、アメリカへ留学しました。
 
それまで順風満帆の人生でしたが、日本に帰国後、うつ病を発症してしまいます。
 
高田医師はうつに悩まされている間、こんな経験をしました。

体が栄養を吸収する仕組みには「心」が必要ではないかと思うような経験をしました。
 
当時、ご飯を山盛りにして食べ、おかずも肉、魚、その他をお腹一杯になるくらい食べていました。
 
食べるという行為の間は不安がなくなるからです。
 
ところが、体が吸収しないのか、それが体で有効に使われないのか、少しも太らないのです。たくさん食べるので便が大量に出ます。
 
たくさん食べる女性
 
それはまるで、胃腸が単純に食べ物の通路になっているだけのようでした。
 
食べ物が吸収され、栄養として体に使われているという気がしないのです。
 
(高田明和著「本当に『うつ』が治ったマニュアル (PR:Amazon)」60~61ページ)

高田医師のお父さんが認知症になった際も同じでした。お父さんは食べに食べたそうですが、少しも太らなかったのです。
 
うつや認知症で体内の消化機能に変調が起きていた可能性はありますが、心の状態と栄養補給の関連を示す例といえます。
 
何人かの人と「美味しいね!」などと話しながらの楽しい食事が推奨されるのも、心の状態が良い影響を与えるからでしょう。
 
たとえ一人で食べる時も、調理の段階から「この食材にはこういう栄養があって…」と意識し、食べる際には「これを食べてるからこういう効果があるぞ!」と考えながら食べると、栄養効果もアップするはずです。
 
料理する男性
 
笑っている管理人の顔料理に含まれている食材全てを意識するのは厳しいですから、自分が現在最も欲しい栄養や効果を意識して食べてみてはいかがでしょうか。
 
カゼをひいていたら「この食材は免疫力をアップしてくれるぞ!」とか・・・。