雑誌クロワッサン2012年4/10号(Amazon)に、「簡単ツボ押し術」特集がありました。
「むくみをとる」「冷え性」「便秘」など、主に女性対象のツボの他、ツボ押しのキモも紹介されています。
この記事から、私が「へぇ~」と感じたポイントを集めてお知らせします。
いままで私のツボの押し方はちょっと間違っていました・・・orz
肉ではなく骨のキワを押す
ツボ押しって、「肉」の部分を押すイメージがありませんか?
しかし実際には、
「骨のキワから、骨の内側(骨髄・骨の中心部という意味ではありません)に指を潜りこませるように押す」
のが正しいそうです。
■鶏肉の骨から肉をはがすように押す
■指先で骨の下を押す
とでも言えるでしょうか。
(私独自の解釈です)
これにより、「ツーンと響くような感覚(ほどよい痛み)」があれば効いていると考えられます。
試しに、下で紹介する「合谷」を押して痛みを感じたら、その後、指先側に少しずらした場所を同じように押してみて下さい。
痛みを感じないのではないでしょうか。そこはツボではないわけです。
日本ホリスティックセラピストアカデミー校長の加藤雅俊さんは、次のように解説されています。
神経ってどこにあるかっていうと骨の内側にある。
大切な神経は骨で守られているので、神経の交差点であるツボも骨の内側にあることが多い。
骨の内側を押さなければツボに届いたことにはならないので注意してください。ツーンと響く感覚がわかれば、どこでも応用できます。
押しすぎて悪いということはないので安心して押してください。
「高(低)血圧のツボ」は無い おススメのツボ三つ
加藤雅俊校長の話を続けてどうぞ。
体ってよくできていて、傷ができれば治す、病気になれば治す、元に戻ろうとするんです。
たとえば血圧を例にとるとわかりやすいんですが、高血圧のツボとか低血圧のツボっていうのはないんです。
血圧のツボというのしかない。
血圧が高い人が押せば、血圧を正常に戻そうとして血圧が下がる。血圧の低い人が押せば、正常に戻すために血圧が上がる。
また、鍼灸師の柳沼 良さんは次のように語っています。
ツボを覚えるのは大変ですが、
手の合谷(ごうこく)
足の三陰交(さんいんこう)
首の大椎(だいつい)
この三つはいろんな目的に使えて、ランチセットみたいにお得。
とても多くの効果があるので、とりあえずまずはこの三つ、というわけです。
次ページに続きます。