このコンテンツでは、マラソンランナーの藤原新さん、フェンシングの銀メダリスト・太田雄貴選手のサプリメントについて紹介しています。
いずれもかなり良い実感が得られているようで、疲労回復、故障予防に活用されています。
藤原新さんのアミノ酸摂取 疲れにくい体に
マラソンランナーの藤原新さんがサプリを初めて利用したのは中学時代で、飲んだのは明治の「VAAM(Amazon)」だったそうです。
サプリ摂取を本格的に意識し始めたのは高校生から。アミノ酸やプロテインを一日数回とるようになりました。
練習の疲労が残らなくなり、何より大きかったのは故障が減ったことです。
藤原さんはランニングのダメージが残りやすい体質で、足の甲や腱をよく傷めていたそうです。
「サプリを摂る前は栄養不足の状態で身体を追い込んでいた。それが故障リスクを高めていた」
と考えています。
現在までに様々なサプリを試しましたが、ここ数年で摂取しているのはアミノ酸だけです。プロテインは飲んでいません。
飲んでいるのは GNLabの「エッセンシャル・スクエア」で、練習の前後に、追い込む時期は量にして一回6g程度摂取しています。
アミノ酸以外の栄養素は、できるだけ食べ物から摂るように心掛けています。
冬のレースに向けて身体を作る時期での食事とサプリ摂取の流れはこんな感じです。
↓
走った後にアミノ酸を摂ってから朝食
↓
午前の練習前には特に何も摂らない
摂っても水かお茶かコーヒー
↓
練習後にはまたアミノ酸摂取
食事で摂取するカロリーは
練習期間で4000kcal
レース直前は3500kcal
に調整しています。
藤原さんは、レース前のカーボローディングにはサプリを使わず、カステラや羊羹を食べています。
食に対しては
「普通に食べていれば栄養バランスってある程度とれると思うので、バランスはそれほど気にしていません」
という考えですが、
「運動するなら、必須アミノ酸だけは気にするべき。練習後は欠かさずアミノ酸摂取。これを続けるとケガしにくくなったり、疲れにくくなるなどカラダは自然と変わってきます。これは自分の経験上、実感している部分です」
と主張しています。
藤原さんはアミノ酸摂取の重要性を強調されています。一般ランナーにも参考になるのではないでしょうか。
太田雄貴選手の食事・プロテイン サプリをとる目的は
フェンシングの銀メダリスト太田雄貴選手がサプリの重要性に気付いたのも高校生の頃でした。(藤原選手と似てます)
「食事だけでアスリートに必要な栄養素を摂るのは大変」と感じ、サプリをうまく利用する必要があると気付きました。
藤原選手と違い、太田選手はプロテインも摂取しています。
10代では代謝も良く身体も成長しており、また一日中練習づけだったため練習後にはプロテインを大量に摂っていました。
太田選手の場合、サプリをとるのは疲労を回復させるためです。競技の特性上、身体を大きくする必要はないからです。
プロテインだけでなく、アミノ酸も利用します。運動前に摂取して肉離れなどの故障を予防するのです。
その他、太田選手の食事とサプリに関してまとめます。
ビタミンB群は不足しやすいので朝食後にサプリでとる これはカゼ予防目的でもある
午前の練習がハードだと食欲不振になりがちなので練習後に炭水化物系プロテインを飲む
昼食をとって午後の練習が終わったら上と同じプロテイン摂取
太田選手は夜プロテインを飲むのが苦手だそうで、代わりにBCAA系のタブレットを摂取します。超回復およびケガ治癒力向上目的があります。
太田選手も試合前はカーボローディングを行います。
また体重を毎朝同じ時間に測定し、体調の把握と共に「体重○kgの時の練習ではこんな感じだった」と調子の良し悪しを見極める材料にしています。