かつてアトピー性皮膚炎は乳幼児に発症することがほとんどだったのですが、現代は高齢者も含めた幅広い年齢層にアトピー性皮膚炎の患者が増えています。
 
子供の10~20%、大人の5%は発症していると推測されています。

小さい子供にアトピーの傾向があっても、90~95%は中学生までに治ることが多いようです。しかし、中学生でアトピーを持っていると、20~40%の人は大人になってアトピー性皮膚炎になるというデータもあります。
 
これに対して、隠れアトピーといって、小児期にアトピーの症状は全く無いのに、大人になって突然発症するケースもあります。
 
大人のアトピー性皮膚炎の代表的な原因・引き金因子は、
 
・真夏の強い紫外線
・汗
・ストレス

 
があります。
 
このような引き金因子により、アトピー性皮膚炎はくり返し起こりやすくなります。引き金因子はできるだけ避けるのが悪化を防ぐポイントです。
 
また大人のアトピーは生活環境の変化などによるストレスが引き金因子になることがあります。
 
具体的には・・・
 
・引越しをした、あるいは急に一人暮らしを始めた
・就職、転職、入学などで生活が大きく変わった
・空気の汚れた場所に住むようになった
・残業の増加など、生活のリズムが急変した

 
などです。
 
市販されている特保マークつきヨーグルトの中には、期待できる効能としてアトピーの症状改善をうたっているものがあります。