当サイトは喫煙に対しては絶対NGを決めつけております。
 
このコンテンツでもそれを裏付ける研究結果を紹介します。
 
単身赴任者と家族同居者における生活習慣、ストレス状況および健診結果の比較
www.jstage.jst.go.jp/article/sangyoeisei/54/1/22/_pdf/-char/ja/
(現在は削除されています)

タバコを吸う単身赴任者は、精神的に不安定になる割合が多いそうです。


概要をまとめます。
 
東京大学大学院医学系研究科の森山葉子客員研究員らが、40~50代の事務職の男性3026人を対象に、
 
・活気
・イライラ感
・疲労感
・不安感
・抑うつ感
・身体愁訴(身体の不調)
 
の6項目などを分析しました。
 
その結果、

■喫煙しない人は、単身赴任者と家族同居者に差は無かった
 
■喫煙している単身赴任者は、イライラ感、不安感、抑うつ感が高い割合が、家族同居者の2倍近くに上った
 
■また単身赴任者は全般的に、健康状況を示す総コレステロール、中性脂肪、白血球数が高かった

 
結論として、有配偶者の単身赴任者は、食生活などの生活習慣が好ましくないケースが多く、またタバコを吸うと精神的にも安定しない傾向が強くなる、と言えます。
 
この調査結果では挙げられていませんが、
 
・生活習慣が好ましくない
・タバコを吸う

 
という二つの要素が重なっているため、喫煙習慣のある有配偶者の単身赴任者は、がんや生活習慣病などの発症率も間違いなく高くなると考えられます。
 
該当する方は、注意してみて下さい。
 
 
ところで、先日ある人から
 
タバコを吸う人は花粉症にならない。
 
という話を聞きました。その人も喫煙者ですが、花粉症ではありません。
 
その人が観察したところでは、花粉症の喫煙者は極めて少ないそうです。私の知り合いを見ると、確かにそんな気がします。
 
タバコは花粉症を防ぐのでしょうか?
 
そういえば、私の父親は禁煙に成功した後、花粉症になりました。ただし父は、ヨーグルトを食べて花粉症も克服しています。
 
何かそれらしい研究結果はないでしょうか。仮にタバコが花粉症を防ぐからといって、喫煙を勧めることは絶対にありませんけが・・・。