活性酸素に対する、「身体をサビさせて、老化およびいくつかの病気の原因になる」という認識は、かなり一般的になっています。
 
それでは、どのような病気を引き起こすか、具体的に病名を挙げられるでしょうか?

京都大学の丹羽靱負医学博士は、活性酸素が関わる疾患を次のように指摘されています。

■血管系疾患:血液の老化・動脈硬化・心筋梗塞・脳卒中・脳梗塞
 
■内科系疾患:癌・糖尿病(白内障)・肝炎・腎炎・胃潰瘍・腸管潰瘍・性欲減退
 
■皮膚科系疾患:アトピー性皮膚炎・シミ・ソバカス・シワ・肌荒れ・火傷
 
■特殊な疾患:膠原病・パーキンソン病・ベーチェット病・川崎病・関節リュウマチ・レイノー病
 
■その他:一般の炎症(花粉症、鼻炎)・冷え性・肩こり・便秘・疲労・二日酔い

 
活性酸素が原因となる病気・不調は意外と多いなぁ、という印象はないでしょうか?
 
 
増山吉成理学博士は、活性酸素が関わる疾患群として、

老化・炎症・感染症・動脈硬化・脳卒中・狭心症・心筋梗塞・糖尿病 白内障・発癌・肺気腫・喘息・肝炎・肝硬変・関節炎 痛風・シミ・シワ・パーキンソン病・痴呆症など

 
を挙げています。
 
こちらを参考にしました。
活性酸素の弊害と引き起こされる疾患群
www.sod-jp.com/page1/k-and-s-k2.htm
 
現代で問題になっている疾患のほとんどが含まれていますね。
 
 
私はすでにアラフォーと呼ばれる世代です。トシへの意識がこのところ高まっており、活性酸素について今回調べたのも、老化対策がメインでした。
 

 
しかし、いざ調べてみて驚きました。病気の原因としてこれほど具体的に指摘されているとは。しかも私の年代から気になり始める症状ばかり。
 
加齢の影響を最小限にするためにも、またあらゆる病気を防ぐためにも、
 
活性酸素の抑制も絶対ではないか?
 
という意識が俄かに強くなってしまいました。いきおい、運動と食事において昔とは少し考え方が変わってきています。
 
活性酸素を発生させない、あるいは抑制することを優先するようになってきたのです。
 
運動時の意識に大きな変化がありました。
 
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