プロ野球ソフトバンクホークス(2013年当時)の摂津 正投手は、オフシーズンに入ったらあまり投げず、アクティブレストを意識してジョギングをします。
12月になるとキャッチボール、12月後半からウェートトレーニングを始めます。
野球選手のウェートトレーニングについては賛否両論あります。
(このコンテンツは雑誌「Tarzan 2013年3/28号(Amazon) 」118~119ページを参考にしています)
以前私のメルマガで紹介したイチロー選手のように、発達した胸の筋肉が邪魔になると感じるケースもあるのです。
摂津投手はというと・・・
ベンチプレスは肩を傷めたり、体のバランスが崩れるリスクがあるので必要最低限だけ。
投球に必要な下半身のバネをつけるため、背筋と下半身のウェートトレはしっかりやる。
人それぞれ足りない部分を考えて、それを補うためにウェートトレを行うべき。
・・・と考えています。
もうひとつ、摂津投手がピッチャーにとって重要と考えているのは、股関節と肩甲骨の使い方です。
股関節を上手く使うことができれば、しっかりしたピッチングができるんです。
そのため、股関節は重いウェイトを動かすというより、可動域を広げるトレーニングを行います。肩甲骨のトレーニングも可動域を広げるためです。
また下の動きを上に伝えるために、股関節と肩甲骨をつなぐ体幹を鍛えることも忘れてはいけません。
と語っています。