ゾーンダイエットは炭水化物、たんぱく質、脂質を4:3:3の割合で摂取するよう心がけるダイエット法です。
この割合をキープできていれば、ある程度量を食べても良いとされています。
ゾーンダイエットでは
「低カロリーの食事を続けたからといって痩せるわけではない。この割合を守ればカロリーを気にすることなく食べてOK」
と考えます。
厚生労働省の調査によると、現代日本人の炭水化物とたんぱく質の摂取割合は4:1なのだそうです。たんぱく質がちょっと不足気味です。
ゾーンダイエットの考え方のひとつに「食事中の炭水化物・たんぱく質・脂質のバランスが悪いと空腹感を感じるのも早い」というのがあります。
これは私も時々感じることがあって、私の場合炭水化物が突出して多くなることがあります。
ご飯など炭水化物が多いと、食事の量をたくさんとっても空腹になるのが意外と早いんですよ。あっという間に消化されてしまうようで。
具体的なメニューとしてはチャーハンとか、カレーなどです。
一品あたりのボリュームはけっこうありますけど、これらは食べてもすぐにお腹が減るような気がするのは私だけ?(単に食い意地が張ってるだけ?)
「カロリーを気にせず食べても良い」かは疑問がありますが、「ゾーンダイエット」はひとつの参考になる考え方ではないでしょうか。
ゾーンダイエット 効果や食べるもの 実践している有名人
2010年11月8日の東京スポーツ新聞に、ゾーンダイエットの特集がありました。
内容を要約して紹介します。
ゾーンダイエットは、
マドンナ ブラッド・ピット ジャネット・ジャクソン ジェニファー・ロペス ビル・クリントン元大統領
など、多くの世界的セレブに実践されています。
もっとも大きなポイントは、炭水化物、たんぱく質、脂質を4:3:3(カロリー比率)で摂取し、体内のホルモンバランスを最適化することです。
脂肪を燃焼しやすい体になるため、カロリー摂取量は制限しなくてもOKなのだそうです。およそ1か月で効果が表れ、がんや生活習慣病を予防する効果も期待できます。
ゾーンダイエットの開発者、バリー・シアーズ博士はこうしたメリットを挙げています。
「脂肪をより早く燃焼させ、空腹感からも解放されます。細胞の炎症も鎮めてくれます」
食べる食品や注意点は以下のとおりです。
・炭水化物は野菜や果物をメインにし、色がカラフルなものだけ ご飯、パン、麺類は添える程度に
・脂質はオメガ6系脂肪酸(植物油、大豆油、コーン油などに含まれる)は避け、不飽和脂肪酸やオメガ3系多価不飽和脂肪酸を含む食材(オリーブオイル、ナッツ、アボカドなど)を食べる
元フィギュアスケーターの渡辺絵美さんはゾーンダイエットで10kgの減量に成功しています。
厳密な比率計算は難しいですが、「だいたいこれぐらい」程度でも意識してみてはいかがでしょうか。