血圧を下げるというと、「食事の塩分を控えて、適度な運動をして・・・」といった対策がセオリーになっています。

なかなか根気が必要なわけですが、カナダの研究で、より簡単で効果的な対策が発見されました。
 
それは、握力計を全力の30%の力で握る、「ハンドグリップ」という方法です。
 
(コノコンテンツはNHKためしてガッテン 脱・高血圧の「超」特効ワザ (生活シリーズ)102ページを参考にしています)
 

 
ハンドグリップを週3日実践すると、8週間後には血圧が平均10%も下がったという報告があります。
 
一般に高血圧対策を目的とした有酸素運動では、1日30~60分、週5日以上続けると効果が見られますが、ハンドグリップは1日10分ほど、週3日で効果が期待できるのです。
 
しかし、一般の家庭に握力計はそれほどなじみ深いものではありません。
 
人気番組「ためしてガッテン」では、握力計の代わりにタオルを握る「タオルグリップ」が紹介されていました。
 
やり方は以下のとおりです。

タオルを握ったときに指がつかないくらいの太さにタオルを巻きます。
 
そのタオルを2分間握り続け、1分間休みます。この動作を左右2回ずつ続けます。
 
タオルを2分間握り続けると、30%ほどの握力になるのです。
 

 
手でタオルを握ると、筋肉が縮んで血流が少し低下しますが、手の力を緩めると血液がどっと流れます。
 
このとき血管を広げる物質NO(一酸化窒素)が出るため、血圧が下がるのです。
 
「血圧が高いから運動しなきゃいけないけど、どうにも続かない」という方は、実践してみてはいかがでしょうか。

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