花粉症はいまや日本の”国民病”となり、どうにか症状を軽くできないかとあれこれ試している方も多いのではないでしょうか。
 
少し昔のものですが、こんな記事がありました。
 
MSN産経ニュース
花粉症デビュー7・4歳 若年化、食生活も原因?
sankei.jp.msn.com/science/news/120502/scn12050208170002-n1.htm
(現在は削除されています)
 

気象情報会社ウェザーニューズさんが2012年4月に行ったアンケートの記事です。約3万人分の有効回答があり、50人の医師も調査に協力されています。
 
 
以下に内容をまとめます。

■医師の9割が「子供の花粉症が増えた」と感じている
 
■「自分の子や周りの子供は何歳ぐらいから発症しているか」
 
多い順に
・4~6歳 27.4%
・7~9歳 17.5%
・0~3歳 17.4%
・平均は7.4歳 
 
■「回答者本人がいつから花粉症になったか」の問に対して、最も多かったのは「10年以上前」で23.9%
 
■花粉症ではないとの回答は18.2%
 
■花粉症若年化傾向のはっきりした原因は不明だが「高タンパク・高カロリーの食事」「免疫力の低下」などの意見がある

 
こういう話題では、「高タンパク・高カロリー食」が原因とされることが多くないですか?
 
しかし私としては、これには疑問を感じます。「高タンパク・高カロリー食」が、肥満の原因というならしっくりくるのですが。
 
 
花粉症若年化の原因は、子供がコンビニ食など、添加物の多い食品を食べるようになったからだと私は考えています。
 
いまの世の中、小学生前くらいの小さな子供でも、保存料など添加物入りの食品を口にしない日があるでしょうか?
 
 
このサイトでも何度か指摘しているように、添加物は腸内環境を乱す原因になります。腸内環境が乱れると免疫機能にも狂いが生じ、花粉症が発生しやすくなるのです。
 
生活形態が多様化して、保存料入り食品を全く利用しないのは現実的ではないかもしれません。
 
それならば、腸内環境を整える意識をもっと高めない限り、花粉症の若年化はさらに進むのではないでしょうか。