焼酎はプリン体が少ないのが特徴です。

痛風気味だがお酒がやめられないという場合、焼酎がおすすめです。

焼酎が二日酔いしにくい理由

私の友人に大変な焼酎ファンがいます。
 
その理由は「たくさん飲んでも翌日に残らないから」。
 
焼酎が二日酔いしにくいのはよく知られていますが、「焼酎を飲んでも二日酔いしない」わけではありません。あくまで「二日酔いしにくい」のです。
 

焼酎は蒸留して作られるので含有成分が絞り込まれます。そのため、焼酎に含まれるアルコールは一種類だけになります。
 
反面、お酒やワインなどの醸造酒は、米などの原料を発酵させるために数種類のアルコールが発生します。
 
簡単に言うと、お酒やワインを飲んだら複数のアルコールを分解しなくてはいけないので手間がかかる反面、焼酎を飲んで分解するのは一種類のアルコールだけで良いというわけです。
 
そのためアルコールが翌日に残りにくいのですが、飲みすぎてしまっては当然二日酔いになりますし、体にも良くありません。

アルコールとプリン体 尿酸・痛風

2009年現在痛風の患者は60万人、痛風予備軍と言える抗尿酸血症の人は300万人から600万人という統計もあります。
 
痛風が話題になると「防ぐためにはプリン体を控えましょう」とよく言われます。
 
そこで、プリン体を多く含むレバーや白子、アンキモなどを食べ過ぎないようにしたり、プリン体がカットされたビールを選んだりするわけです。
 
ただし尿酸値を上昇させないためには、アルコールそのものを飲みすぎないことがポイントになります。
 
これはビールに限らず、アルコール飲料全般に言えます。アルコールの存在自体が尿酸の産生を促すからです。
 

アルコールが分解される際にはアセトアルデヒドが発生します。
 
このアセトアルデヒドは尿酸の排出を妨げる働きがあり、さらには利尿作用もあるので身体の脱水を促し、血中尿酸値を上げてしまいます。
 
よく聞く「痛風予防に水を飲みましょう」という対策と真逆のことが起きてしまうわけです。
 
「レバーや白子は食べてないし、ビールじゃないからどんどん飲んでOK!」というのは間違いなのです。
 
痛風を防ぐためには、お酒自体を控えなくてはいけません。アルコールを全く飲まない休肝日が週に二日は必要です。
 
休肝日を設けることで「痛風を防ぐ」以外にも様々な健康効果が期待できますし。

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