当サイトでよく閲覧されているコンテンツのひとつに、
 
子供がスポーツを始める年齢と種目
 
があります。
 
子供を小さいころからスポーツに親しませるというだけでなく、将来はプロ選手として活躍させたい、と意識している親御さんが多いのかもしれません。
 
子供を一流のスポーツ選手に育てるにおいて、現在最も注目されているのは高校野球・早稲田実業の”怪物”清宮幸太郎選手ではないでしょうか。

雑誌 週刊現代 2017年8/12号158~161ページに、ご両親がどのように清宮選手を育成してきたか、その一部が記事になっていました。抜粋して紹介します。

スポーツに関わる大人との交流

清宮選手の父・克幸さんはラグビーの名門早稲田大で活躍し、現在はラグビートップリーグのヤマハ発動機ジュビロで監督をつとめています。
 
克幸さんは清宮選手が幼少の頃から、親交のあるスポーツ関係者と対面させ、トップアスリートに育てるべく英才教育を施してきました。
 

 
そうした親交は清宮選手の能力を確実にアップさせていたようです。
 
少年期の清宮選手に野球を指導した関係者は、このように証言します。

聞く耳というのは子供なら誰もが持っている。だけど、それを理解する能力があるかどうかが大事ですよね。
 
その点、幸太郎君とは高い次元の会話が成立していました。

スポーツに関わる大人とのコミュニケーションを通じて、すでに子供離れした自覚や考え方を持っていたのでしょう。

口にする食事・栄養に対する高い意識

清宮選手のお母さんはフードマイスターの資格を持っており、身体を作る食事内容への自覚を持たせました。
 
そのおかげで清宮選手はジャンクフードは食べませんし、一般の子供が好きな炭酸飲料も飲みません。
 
早稲田実業では、チームメイトが昼食に学食でカレーを食べている横で、お母さんの手作り弁当を食べます。
 
外食でも、両親の意向を汲んだ形で料理をアレンジしてくれる店にしか行きません。
 
練習の合間に、一流アスリートがお忍びで通う都内のジムでトレーニングを行います。
 

 
自宅ではストレッチだけでなく、鍼やマッサージといった専門家の施術も受けてきました。おかげで高校時代は大きなケガをすることもなく、活躍を続けました。
 
スポーツ選手にとって、身体が資本なのは言うまでもありません。
 
子供に「スポーツ関係者との接触」や「自宅で鍼・マッサージ」といった環境を与えるのは難しいかもしれませんが、食事に気をつけ、アスリートにふさわしい身体を作ってあげるサポートは可能ではないでしょうか。
 
子供にスポーツをさせようと考えている親御さんは参考にしてみて下さい。