私は2011年の終わりごろから鼻うがいを実践するようになりました。
 
現在では完全に習慣になり、カゼやインフルエンザが心配になる冬場には、普通のうがいに加えて鼻うがいもやっています。
 
そのおかげか、2011年以降、寒い時期でもカゼをひく気が全くしません。鼻うがいは確実に効果がある、と実感しています。

以下のコンテンツは、2011年12月に発行したメルマガに加筆・修正した記事です。鼻うがいに関して私が気付いたことなどをお知らせしています。
 
鼻うがいは花粉症の人にはなじみがありますが、一般にはあまり実践されていない感があります。私も少し前までは鼻うがいと無縁だったのですが、しばらく実践してみて、
 
うがいよりも、鼻うがいのほうが重要ではないか?
 
と感じるようになりました。
 
私は日ごろから鼻呼吸を意識しています。風邪が流行る冬は特にそうです。鼻には毛や粘膜など、菌やウイルスのフィルターの役目を果たして異物を防ぐ機能があるからです。
 
健康意識の強い人ほど鼻呼吸の重要性を認識しているのではないでしょうか。
(参考コンテンツ これは絶対だろ?その2
 
これは、鼻腔内は風邪やインフルエンザの原因の溜まり場であるとも言い換えられます。
 
「すごく汚い」わけです。
 
余談になりますが、手が汚い時って、なんとなく自覚できませんか?表面がベタベタして、雑菌ウヨウヨなイメージで、顔を触ると一発で吹き出物が出そうな「ヤバさ」があります。これと似た感覚は鼻腔内でも感じます。
 
人の多い部屋や外で長時間過ごすと、鼻の内側に「汚い層」ができて、雑菌がてんこ盛りのヤバい状態になるのです。
 
この状態で普通のうがいをしても、汚れている「本丸」=鼻腔は洗い流せません。
 
雑菌が最も残っている場所は手付かずのままなのです。すると、無意識にはなをすすったりすることで、菌やウイルスが喉に移る可能性は残ります。そのまま寝てしまうと、感染のリスクはさらに高まるでしょう。鼻腔内に感染源を抱えたままなのですから。
 
鼻腔内の異物は基本的に外に排出されますが、吸い込んだ雑菌を数日持ち越すこともあるはずです。
 
そこで鼻うがいの出番です。「本丸」をとっとと洗い流してしまえば、感染の危険性はグッと下がります。
 
当たり前ですけど、汚い手を洗うとサッパリします。鼻うがいにより、鼻の穴から鼻腔の奥、そして喉へと水を通すと、手を洗った時のサッパリ感を鼻腔で感じます。
 
これはホントに違います。上で書いた「ヤバさ」が消えるんですよ。「鼻うがいをすると、雑菌がこれだけ洗い流せる」といった統計などは見たことありませんが、相当キレイになっているはずです。
 
それでは私が具体的にどのように鼻うがいをしているのかというと・・・
 
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