前ページはこちら
ボクシングWBCバンタム級元チャンピオンの辰吉丈一郎さんは、もうすぐ37歳になる頃のインタビューで
「10年以上食事制限してる。1日1食。3食も食べたら太るだけ。体の状態によって、食べるものを変えてる」
と答えています。
言うまでもなく、ボクサーは人並み外れたトレーニングをします。消費カロリーは非常に多いはずですが、辰吉さんは1食しか食べない生活だったのです。
そして最後に、以前何度か紹介している石原結實医師です。石原医師の食事は概ねこのような献立なのだそうです。
朝食 人参ジュース2杯としょうが紅茶1杯
昼食 しょうが紅茶だけ
夕食 ご飯 味噌汁 納豆 明太子 イカの炒め物など
誰が見ても「少ない」と感じる食事量ではないでしょうか?
食べないだけではありません。
石原医師はパワーリフティングをやっていて、ベンチプレスで100kg、スクワットでは150kgを上げるのです。体重は64kgだそうなので、とんでもなくマッチョなパワフルドクターなのです。
石原医師の筋肉モリモリの身体を見た後、食事内容を聞いた患者さんは例外なく非常に驚くのだとか。
そりゃそうです。上の献立でよくそれだけの筋肉を維持できるなぁ、と思いませんか?
私はいまだに「筋トレをしたら、タンパク質やアミノ酸を多めに補給しよう」という発想をしますし、それは「大間違い」ではないはずです。
日野原医師や辰吉さん、あるいは石原医師のケースの方が「常識外れ」というイメージが私にはあるのです。
次のページへ続きます。
辰吉丈一郎さんや石原結實医師の少食と活動量
- 更新日:
- 公開日: