玉ねぎは値段が手ごろで最も身近な野菜のひとつではないでしょうか。
 
私はカレーをよく作ることもあり、私の厨房にも常備されています。

手に入りやすいうえに、健康維持サポートの頼もしい味方にもなってくれる、玉ねぎはなかなかイイ感じの食品です。

玉ねぎの栄養 健康面で期待できること

たまねぎに含まれるイオウ化合物は血液をサラサラにする効果があることがわかっています。
 
血液が血管に詰まるのを未然に防いでくれるわけです。
 
玉ねぎは血栓防止に適しているだけでなく、コレステロール値や中性脂肪、血糖値を正常にする働きもあります。
 
加熱すると栄養分が半減するので、生で食べるのが良いでしょう。
 

 
たまねぎを切る時に涙が出るのはアリシンの刺激によるものです。
 
アリシンは消化液の分泌を促すので食欲増進につながり、殺菌作用もあります。アリシンはビタミンB1と結合するとアリチアミンという物質になり、体内に長くとどまって疲労回復を助けてくれます。

玉ねぎの皮でお茶 作り方 ケルセチンの効果

MSNトピックスさんにこんな記事がありました。
 
ペラペラなのに何で?玉ねぎの皮にスゴイ若返り効果が
topics.jp.msn.com/onna_blog/food/article.aspx?articleid=703476
 
「血液サラサラ」効果で有名な玉ねぎは、その皮の部分に、より多くの健康効果が期待できるのだそうです。
 
玉ねぎの皮部分には、ポリフェノール「ケルセチン」が実の部分より20倍も多く含まれています。
 

 
ケルセチンは抗酸化作用を持ち、ビタミンCの吸収を助ける働きがあります。加えて、脂肪の燃焼と排出を促進し、脂肪の吸収を抑える効果もあります。
 
「紫外線などの害から実を守るため、野菜や果物の皮周辺は抗酸化物質などの栄養素が豊富」とは、よく知られています。
 
私もリンゴやニンジンなどは皮ごと食べたり料理していましたが、玉ねぎの皮は当たり前のように捨てていました。
 
とはいえ、玉ねぎの皮をバリバリ食べるのはちょっとキツいものがあります。(やってもいいんでしょうけど・・・)
 
そこでちょっと調べてみたところ、玉ねぎの皮は煮出してお茶にするのが最もポピュラーなようです。
 
作り方は・・・「とにかく煮る!」でイケそうです。
ネット上では、
 
「玉ねぎ二個分の皮を4リットルの水で煮る」
「玉ねぎ三個分の皮を1リットルの水で10分ほど煮る」
「玉ねぎ二個分の皮を1リットルの水で10分ほど煮る」

 
など、結構バラバラでした。
煮すぎると苦みが出るようです。
 
ただ煮るだけで手間はそれほどかからないので、アンチエイジングに興味のある方は、試してみてはいかがでしょうか。