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(現在では「歯周病」が一般的ですが、ここでは歯槽膿漏と書きます)
歯を健全に保つことは、健康維持において一番大切かもしれません。
私はものすごく重視しています。
歯を壮健に保つことは体と脳の健康に必須
身体作りの基本は食事です。しっかり咀嚼することは、生命力を身体に取り入れる第一歩なのです。
歯が弱ったり、無くなったりすると、食べられる食品が制限され、内臓にも負担をかけます。栄養を吸収するための第一歩がつまずいてしまっては、壮健な身体を作るのは困難です。
また歯を失うと咀嚼の回数が減るため、脳の働きも衰えてしまいます。
高齢になっても知的活動を続けた偉人たちの健康話を、私のメルマガでお伝えしたことがあります。彼らは例外無く健康な歯を維持していました。
身体と脳、両方の健康のために、歯はとても大きな役割を持っているのです。口の健康を保つことを「これは絶対だろ」と考えるのも、ご理解頂けるのではないでしょうか。
歯槽膿漏(歯周病)いろんな意味でNG!防ぐには
口の不調にはいろいろあります。
中でも私が歯槽膿漏を特に注意しているのは、口へのダメージが大きいからです。歯を支える土台自体が破壊されてしまうので、噛む能力が根こそぎ奪われてしまいます。
歯を損ねる点では虫歯ももちろんイヤなのですが、虫歯はまだ治療する余地があります。しかし歯槽膿漏は「完治は非常に難しい」というイメージがあるのです。
歯並びも悪くなるため、審美的見地からも決して歓迎されるものではありません。
また歯槽膿漏になると口臭も強くなるので、人とのコミュニケーションに消極的になってしまいます。まさに悪いことだらけです。
歯槽膿漏を防ぐには、
・身体の免疫力を高める
・タバコを吸わない
・口呼吸をしない
・定期的に歯科でチェックを受ける
といったことが大切です。
歯周病は40歳を過ぎるころから多くなります。生活習慣病と同じ意識で予防する必要があります。
そして歯槽膿漏を防ぐには、糖尿病にならないことも大事なのです。
「糖尿病」へ続きます。