2011年の冬は、インフルエンザよりもこちらが話題になったかもしれません。
 
MSN産経ニュースさん
マイコプラズマ肺炎猛威 患者8割が14歳以下
sankei.jp.msn.com/life/news/111204/bdy11120421220000-n1.htm
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マイコプラズマは、複数の皇族方が罹患されたことでもニュースになりました。

そこで上の報道を参考に、マイコプラズマの特徴をまとめます。

■せきやくしゃみを介して、マイコプラズマ病原体が体内に入り込むことで感染する
 
■患者の8割が14歳以下で、高齢者がかかると重症化しやすい
 
■症状は最初に発熱、倦怠感、頭痛などが表れ、その後は乾いたセキがでることが多い セキは3~4週間続くこともある
 
■潜伏期間が2~3週間と、インフルエンザなどに比べて長い
 
■いまのところ有効なワクチンは無い
 
■手洗いやうがいで感染を予防する
 
■2011年は11月時点の累積患者数が、過去最多だった昨年の年間患者数を上回っている(管理人注 これはスゴい増え方です!)
 
■細菌は抗生物質に耐性を持った菌も増えている
 
■都道府県別で、1医療機関あたりの患者数が多い順に 埼玉4.33人 青森3.00人 沖縄2.71人 大阪2.67人

カゼやインフルエンザと同様に、マイコプラズマも「これをやっていればまず大丈夫!」という予防法が無いのがやっかいなところです。
 
現状では、うがい、手洗い、さらには鼻うがいを励行し、免疫力の強い体にするよう心がけるくらいしか対策はありません。
 
これはインフルエンザの予防も兼ねられるので、ぜひ実践したいところです。