100歳以上の高齢者でも、筋トレをすれば筋肉は発達します。
ある程度年配の方に人気がある運動としてウォーキングがありますが、ウォーキングでは筋力を鍛えることはできません。
歩くだけでは筋肉への負荷が弱すぎて、筋肉が発達しないのです。
つまりウォーキングだけでは、筋肉を鍛えることによる転倒防止などの効果は期待できないのです。
私としては、高齢者であれば何はさておきとりあえず脚を筋トレで鍛えるべきと考えています。「老化は脚から」というのはもはや常識になっていますし、転倒防止にも高い効果があります。
転倒のみならず、現在高齢者にありがちな様々な問題は脚の筋トレで解決するのでは?とまで考えています。
女性有名人も実践していた脚の筋トレ
脚の筋トレで元気な人といえば、やはり黒柳徹子さんではないでしょうか。
黒柳さんは、ジャイアント馬場さんからスクワットのやり方を習って以後、一日50回のスクワットを毎日欠かしません。
当コンテンツを作っている時点で黒柳さんは84歳ですが元気に活躍されていて、これはスクワットによる筋力維持が大きく貢献しているのではないでしょうか。
2012年に亡くなられた女優の森光子さん(1920年5月9日生まれ)も朝75回、夜75回の軽めのスクワットを習慣にしていました。
森さんも80歳を超えてテレビやお芝居で積極的に活動されて、バイタリティは衰えませんでした。
高齢双子姉妹として人気だったきんさん・ぎんさんもレッグカール(脚を曲げる時の筋肉を鍛えるトレーニング)などの筋トレをやっているのをテレビで見たことがあります。
(管理人の別サイトへリンクします)
・ぎんさんの娘さん四姉妹 元気でご長寿の秘訣 食事や生活習慣など
高齢者の筋トレは、日常生活での活動能力を上げるので肉体的だけでなく精神的にもプラスの効果をもたらします。
また最近は、筋トレにより分泌される「マイオカイン」の多様な効果の報告も相次いでいます。
ジムでバーベルを持ち上げる、となると構えてしまいます。まずは自分の体重を利用したスクワットや腹筋、腕立て伏せなどを始めてみてはどうでしょうか。
(外部リンク)
・サルコペニアとは 筋力の低下とそれに伴う弊害