腰痛を防止するには、腰周辺に筋肉をつける、あるいは血行を良くすることと共に、普段の生活で腰に負担をかけないことも大事です。
腰への負担が大きい動作として、最もありがちなのは「ずっと同じ姿勢を続ける」状態ではないでしょうか。
座り(立ち)っぱなしはNG 寝ている際にも注意点
ずっと立ち続ける、あるいはずっと座り続けるのは、単純な動作ですが、腰への負担が大きいのです。身体を動かさないので、血行も悪くなります。
なので、立ちっぱなしあるいは座りっぱなしの作業では、定期的に軽く身体を動かすよう推奨されています。それにより血行を促すわけです。
立ちっぱなしの際は、20cmほどの高さの台に片足をのせておくとだいぶ楽になります。一定時間ごとにのせる足を入れ替えます。
寝ていると楽なようですが、横になっていても腰痛が発生することがあります。
長時間寝過ぎてしまったり、身体に合っていない寝具で寝て、腰が痛くなった経験はないでしょうか?
ベッドなどが柔らかすぎると、腰が痛くなることがあります。
寝具が硬いとあちこち痛むイメージがありますが、慣れてしまえば硬い寝具のほうが快適とも言われています。
西式健康法を実践しているサンプラザ中野さんは、フローリングの板の上に枕だけを置いて寝ているのです。
当初は身体が痛くてたまらなかったのですが、二週間ほどすると身体がなじんで快眠できるようになりました。
仕事や生活のスタイルは人それぞれなので、腰に負担をかけず快適に過ごせるよう、各自で工夫してみてはいかがでしょうか。