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最初のページでは「水中運動では、自分で動作を改善する意識が必要」という私の考えを紹介しました。
このコンテンツを作った後、「水中エクササイズにあまりなじみがない人や泳げない人でも簡単にでき、かつ効率を落とす可能性が少ない運動はないかな?」とあれこれ考えてみました。
ビート板でのバタ足はダイエットにも優れた運動
その結果「ビート板を使ってバタ足で泳ぐのはどうだろ?」という考えに至りました。
その理由としては次のようなものがあります。(プールでの運動はダイエット目的の場合が多いと思うので、その前提で話を進めます)
・動作が簡単なので、誰にでもできる
・動かすのは基本的に脚だけなので、筋肉への意識も集中させやすい
・女性が行っても、筋肉がムキムキになることはない
・脚を動かすことで大腰筋も刺激され、脂肪燃焼にも有効だと考えられる(大腰筋はインナーマッスルで、インナーマッスルは脂肪を多く燃焼させる)
加えて、次のようなポイントを意識すればさらに良いのではないでしょうか。
・脚は常に水中で動作する 水しぶきをハデに上げるのは良くない
・一般的な「うつ伏せ状態」でのバタ足だけでなく、仰向けになり背中の下にビート板を入れたバタ足もぜひ実践したいところ「蹴り上げる」動作が大きくなり、こちらの方が大腰筋にキク
最大のポイントはお腹の奥にある大腰筋の動きを意識して、脂肪が燃焼している様子をイメージすることです。これをやるのとやらないのとでは、大変な差が生まれるでしょう。
バタ足の欠点と注意点 飽きやすい&負荷は大きめ
私としてはなかなか良い考えだと思うのですが、動作が単純ゆえにすぐ飽きてしまい、続かない欠点も考えられます。
そのため、ウォーキングなど他の動作も併用し、ブログラムのひとつとして行うのが良いかもしれません。
バタ足のみで進むのはムチャクチャきついです。私がヘタなだけかもしれませんが、とにかく進まないんですよ。
「バタ足で50m×10本」なんてやったら、ヘトヘトになること間違いなし。「バタ足ぐらい楽勝楽勝!」などとバカには決してできない運動量です。
イケそうならプールで実践してみてください。
バタ足で感じる効果 ウォーキングよりもおすすめ
ちなみに私はバタ足をやることで、次のような効果を感じています。
・歩くのが速くなった
尻の筋肉やインナーマッスルが鍛えられたのか、以前よりも歩幅を大きく、スタスタ歩けるようになりました。
非常に地味な変化ですが、明らかに変わったと実感できますし、意外と大事なことではないでしょうか?
・膝が安定し、膝痛が無くなった
このサイトで以前紹介したことがあるように、私は時々膝が痛くなります。脚の筋肉が弱くなったり、カルシウムが不足すると途端に痛みます。
しかしバタ足をするようになってからは、痛みが全く出ません。甘いもの(主にチョコレート)をちょっと多めに食べてもOKでした。
膝関節が非常に「安定」しているように感じます。膝周辺のインナーマッスルが強化されたからでしょうか。インナーマッスルは関節を安定させる働きがあるそうですし。
バタ足を始めた当初は25mでバテバテだったのですが、最近は50m連続も可能になりました。メニューとしては50m×4本を休憩をはさみながら行っています。
しばらくやってみて、やっぱりバタ足はウォーキングよりもおすすめ!という気持ちが強くなっております。