身体を温める・冷やす食べ物 石原結實医師の著書から
石原結實医師の著書「食べない」健康法(Amazon)に、身体を冷やす・温める食べ物について解説がありました。
食材の一覧と共に引用させて頂きます。(この本はサンプルを読む・Kindle版あります)
体を冷やす食べ物(青・白・緑)
牛乳 うどん 白ワイン・ビール 緑茶 洋菓子 葉菜 南方産果物(バナナ、パイナップル、メロン、柑橘類)カレー、コーヒー、酢、マヨネーズ、肉や魚の脂身
体を温める食べ物(赤・黒・橙)
チーズ そば 赤ワイン、黒ビール、紹興酒 紅茶、番茶 和菓子 根菜、海藻 北方産果物(リンゴ、サクランボ、ブドウ、プルーン) 塩鮭 塩、味噌、醤油 赤身の肉、魚肉、魚介(エビ、カニ、イカ、タコ、貝) 色が濃く固い佃煮、漬物
石原医師の解説 温める・冷やす食材の覚え方・見分け方
食材の性質の覚え方について、石原医師の解説です。
雪の色は白く、緑の葉は、暑い夏に触っても冷たいので、青・白・緑の外観をした食物は食べると体を冷やすし、逆に、太陽、火は赤~橙色で、物を燃やすと黒くなるのだから、外観が赤、黒、橙の食物は体を温める、と覚えておくとよい。
カレー、コーヒー、トマトは色が濃いが体を冷やす作用があるのは、産地がそれぞれ、インド、エチオピア、南米などの暑い熱帯だからである。
色より、産地の方が「優先」するということだ。
なお、冷え症の人が、体を冷やす食べ物をどうしても食べたいときは、塩を加えるか熱を加えて(調理して)食べるとよい。
食材を個別に覚えるのではなく、温める・冷やすの特徴を覚えておけば、判断基準として広く食材に適用できますね。
このコンテンツは「食べない」健康法(Amazon)145~147ページを参考にしました。