糖尿病は生活の質を著しく低下させるリスクのある、極めて恐ろしい病気です。にもかかわらず、現代では糖尿病リスクの高い人は増加の一途です。

糖尿病は何よりも発症させないのが肝心です。
 
以下に紹介するチェック項目を予防の参考にしてみて下さい。




糖尿病のチェック項目 各数値や食事・習慣

糖尿病かどうかを判断するのに、以下のようなチェック項目があります。
 
あてはまる項目が多いほど糖尿病の危険度が高くなります。高リスクと判明したら、早めに対処しましょう。
 
・空腹時の血糖値が110mg/dl以上ある   
・血縁に糖尿病の人がいる
・善玉コレステロールの値が40mg/dl以下  
・中性脂肪が高い
 
・血圧の上の数値が140mmHg以上ある   
・20代の頃に比べ体重が5kg以上増えた
・ウエストサイズが85cm以上ある     
・睡眠時間が短い
 

 
・ストレスがたまっている            
・一日中、あまり身体を動かさない
・通勤に車を使っている             
・脂っこいものが好きで、よく食べる
 
・野菜をあまり食べない             
・甘いものをよく食べる
・アルコールを毎日一合以上飲む
 
糖尿病を防ぐには摂取カロリーをおさえ、適度な運動が欠かせません。
 
可能な限り習慣にしましょう。

糖尿病に多い症状

以下にあげる症状は、どれも糖尿病特有というわけではありませんが、2つ以上が同時に起こるなら糖尿病を疑ってみましょう。
 
・疲れやすい  
・よくおなかが減り、よく食べる
・のどが渇き、水をよく飲む  
・体重が減る
・尿の量、回数が多い 
・足がよくつる
・足がしびれる
・陰部がかゆい 
・できものが治りにくい  
・目がかすむ

 

 
例えば「よく食べるのに体重が減る」のは不自然な現象なので、糖尿病が疑われます。
 
体重が減るのはインスリン不足によって体脂肪と筋肉が減少するためです。
 
陰部がかゆくなる・できものが治りにくいといった現象は、糖尿病により抵抗力が低下したことが原因です。足のしびれは糖尿病による神経障害の症状です。