ビタミンDは他のビタミンと比べると、何となく地味で目立たない印象がありますが、重要な働きを担っています。
 
主な仕事はカルシウムの吸収・調節です。
 
以下に特徴などをまとめます。

・特徴
脂溶性 熱、酸素に強い(熱には弱いとする解釈もあるようです) 肝臓に蓄えられる 紫外線に当たることで体内でも合成される 
 
ビタミンDが不足すると、くる病、骨軟化症、骨粗鬆症といった骨の不調が表れる。その他、高血圧、結核、癌、歯周病、多発性硬化症、冬季うつ病、末梢動脈疾患、1型糖尿病を含む自己免疫疾患などの疾病への罹患率上昇と関連している可能性が指摘されている(ウィキペディアから)。
 
過剰摂取すると食欲不振、嘔吐、発熱が起きるが、普通に食事をしていればまず心配は無い。
 
 
・作用する場所と効果
小腸・・・カルシウムやリンの吸収を促す
 
骨・歯・血液・筋肉・・・骨や歯へのカルシウムの沈着を助け、血液や筋肉中にカルシウムが不足したら骨からカルシウムを調達する
 
尿・・・体内のカルシウムが不足気味になったら、尿で排出されるカルシウムを抑制する
 
 
・ビタミンDを多く含む食品
青魚 鮭 アンコウのきも 魚卵類 しらす干し きくらげ 鶏卵 干しシイタケ  
 
 
ちなみに、先に「ビタミンDは地味で目立たない」と書きましたが、ウィキペディアのコンテンツ量はビタミンCよりも多いんですよ。(2010年12/1現在)