痛くない注射針 プリンター技術のパッチ式 岡野工業の針

「痛くないパッチ式の注射針」がイギリス・アイルランドの会社によって開発されました。
 
このパッチは米国ヒューレット・パッカード社のインクジェットプリンターカートリッジ装着技術(特許)を使って作られています。
(この記事は2007年に作成しました)
 

パッチには150個のマイクロニードルが付いています。
 
腕に貼り、薬を注入する際にも痛みを感じません。「猫のザラザラの舌でなめられた時の感覚」なのだとか。
 
2010年ごろには実用化される予定です。
 
 
「痛くない注射針」といえば、日本の「岡野工業」も製作しています。
 
岡野工業は従業員6人の小さな町工場ですが、痛くない注射針と、オーナー岡野雅行さんのキャラクターが相まって非常に有名になりました。
 
岡野さんが「痛くない注射針」を作るヒントになったのは、蚊が血を吸う際に使う針です。
 
蚊の針には刺されても痛さを感じません。しかも先端になるほど細くなっています。
 
 
先端を可能な限り細くすることが痛みを感じさせない最大のポイントだったのですが、同時にこれは針を製作する際の一番の障害でもあるそうです。
 
先に行くにしたがって細い、つまりテーパーがついて、なおかつ極細(岡野さんの針は先端が0.2mm、根元が0.35mm)の針を作るのは非常に難しい技術が必要になのです。
 
岡野さんの針は世界特許を取得しており、岡野さんの工場のみで生産されています。
 
世界的に展開している大手医療機器企業を経て、インシュリン注射が必要な人たちの手に渡っています。
 

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