アメリカでは早くから「栄養カウンセリング」という概念があり、論文も発表されています。
肉類と砂糖の消費が大幅に伸びるなど、アメリカの食生活の変化を背景にして、食事から摂取する栄養とうつ病および問題行動には関係があるとアメリカでは指摘されてきました。
栄養カウンセリングとは、栄養面だけでなく精神面にも目を向けたカウンセリングです。
栄養カウンセリングには7つの指針があります。
2 たんぱく質、ビタミン、ミネラル、必須脂肪酸を含む食品を勧める
3 新鮮な果物を勧める
4 野菜、全粒食品がよいと教える
5 脂肪酸に注意すること 特に「水素処理」という加工をされた精製植物油の問題点を伝える
6 砂糖、精白粉、食品添加物をとらないよう勧める
7 朝食の重要性を知らせる
一時期「キレる子供」が話題になったように、食事は精神にも大きな影響を与えます。
先天性の精神疾患が無くとも、糖分が多いなど不適切な食事により精神に不調をきたすリスクはあるのです。
身体を作るだけでなく、健やかな精神を育むためにも食事は大切です。