私の友人が、子供にＲ－１乳酸菌飲料を飲ませています。
なかなかいいお値段するそうですが、続けて飲ませているおかげで、お子さん達は元気そのもの。インフルエンザが流行した冬でも、体調を崩していません。
このコンテンツではR-1乳酸菌の効果や研究結果をまとめています。
（雑誌「栄養と料理」2014年03月号（Amazon・PR）70～71ページを参考にしました）
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R-1乳酸菌がインフルエンザ対策に効果的な理由 獲得免疫を活性化
Ｒ－１乳酸菌の健康作用が注目されています。
「インフルエンザを予防してくれる」とテレビで放映されてブームになり、この乳酸菌を配合した製品もよく売れているそうで。
私はテレビの話題には疎いのでピンとこなかったのですが、身近な人の体験談を聞いたこともあり、Ｒ－１の何がスゴいのかちょっと調べてみました。
いきなり結論から。
Ｒ－１乳酸菌のキモのひとつは
自然免疫力に加え、獲得免疫力を活性化すること
です。
インフルエンザは、マクロファージやNK細胞などの自然免疫だけでは対処できません。そんな時はＴ細胞やＢ細胞などの獲得免疫が活躍してインフルエンザを撃退します。
獲得免疫はインフルエンザウイスルの情報を分析して抗体を作る能力があります。自然免疫に比べ、より高度な働きをするのが獲得免疫なのです。
ワクチン接種は、この獲得免疫に「敵」を研究させて抗体を作るためのものです。
実験では、Ｒ－１乳酸菌を与えられたマウスはワクチンを接種しなくてもインフルエンザを撃退する力が上がることがわかっています。
つまり獲得免疫の能力がアップすると考えられるのです。
Ｒ－１乳酸菌の場合、菌自体よりも菌が作る多糖体のほうが免疫力アップに貢献します。Ｒ－１乳酸菌が作る多糖体はEPSと呼ばれ、これは免疫力を活性化する作用が強いのです。
効果に関する研究も複数行われています。
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Ｒ－１の効果 舟形町・有田町の調査 カゼリスク低下
山形県舟形町と佐賀県の有田町の中高年者１４２人を対象にした研究で、
・Ｒ－１乳酸菌入りヨーグルトを８～１２週間飲むグループ
・生乳を同期間飲むグループ
の免疫力が調べられました。
その結果、前者はNK活性が有意に上がり、かぜをひくリスクが約三分の一に下がりました。
北里大学でのマウス実験 インフルエンザ感染後の生存率
北里大学では、インフルエンザウイルスを接種したマウスを使った実験が行われています。
ウイルス接種の２１日前から接種の４日後まで、Ｒ－１乳酸菌入りヨーグルトを飲ませたマウス群と蒸留水を飲ませたマウス群のを比較しました。
後者のマウス群は接種の９日後に全て死んでしまいましたが、ヨーグルトをとっていた前者は接種２１日後でも生存率が３７．５％もあったのです。
順天堂大学 男子学生の調査 ワクチンの効果アップ
順天堂大学医学部で寮生活をしている男子学生４０人を対象にした研究では、Ｒ－１乳酸菌飲料を飲んだグループはワクチンの効果がより高かったことが確認されています。
プラシーボ飲料を飲んだグループよりも抗体の変化率が高かったのです。
Ｒ－１乳酸菌が免疫力アップに貢献してくれるのは間違いなさそうです。
Amazonの明治Ｒ－１ヨーグルトのレビュー（PR）
楽天市場でのレビュー（PR）でも同様です。
冬のインフルエンザ予防手段のひとつに加えてみるのも良いのではないでしょうか。
ただし「賞味期限が思ったより短い」というコメントが多いので、この点は注意すべきかもしれません。
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