砂糖といえば最も身近で、かつ好まれる調味料のひとつですが、健康面での話題では評判はあまり良くありません。

「可能な限り控えるように」といった主張が多いのではないでしょうか。
 

 
このコンテンツでは健康面から見た砂糖についてまとめています。




「健康オタク」達も「砂糖は体に悪い」で一致

私は人と会話する際、健康ネタをよく話題にします。
 
独自の健康法を実践している方や、健康への関心が高く、話していて「勉強になるなぁ」と感じる方もたくさんいます。
 
そうした、いわば「健康オタク」な人たちが、こぞって糾弾する調味料があります。
 
健康への意識が高い皆さんが、「身体に悪い」と口をそろえて指摘していたもの、それはズバリ
 
砂糖
 
です。
 

 
「砂糖は毒だ」と断言する人までいて、私がしばらく働いていた料亭の大将も「砂糖を取り過ぎてはダメだ」と口癖のように言っていました。
 
私としては、健康に関心が高い人は、100%の割合で砂糖を敬遠しているという印象があります。
 
それでは、砂糖をとりすぎると、具体的にどんな害があるのでしょうか?
 
「虫歯になる」
「太る」
「糖尿病になる」
 
あたりはすぐに思いつきます。これら以外のデメリットに関して、とても興味深い記事がありました。




砂糖絶ちでメンタルに好影響「機嫌良くなる」「気持ちが穏やかに」

禁砂糖+禁酒すると自然と掃除したくなる!
lifehack2ch.livedoor.biz/archives/51333118.html
※現在は削除されています
 
2ちゃんねるをまとめた記事です。砂糖が人の身体にどのような影響を与えるか、考えさせられます。
 
この中に、こんなレスがあります。

「砂糖を控えれば人生が楽しくなるよ」
 
「ダイエットきっかけで嫁が始めた禁酒+スイーツ断ちをとくに興味もなく 見守っていたんですが、嫁が自分、子供に対して妙にやさしくなり、掃除洗濯が雑だったのが物凄く丁寧になったことに気づきました。
 
体重が減って機嫌が良くなったからかな?と思えば体重はほとんど減っていないようでしたw
 
ほんとに見違えるほどの変化だったのでいろいろネットで調べた結果ダイエットで始めた禁酒、禁スイーツをしたことで血糖値が安定し精神状態が良好になったのが原因だということに気づきました」
 

 
「一か月禁砂糖したことあるけど精神的にすげぇ穏やかになった。
 
うじうじすることもなくなったし疲れにくくなっていつもエスカレーター使ってる駅の長い階段も余裕で自力で登れるようになったよ。
 
便秘や生理痛もマジで解消したしむくみがなくなり、肌の変なブツブツが消え、今まで原因不明だった不調が一気に解消した」

実はこれ、私も実感していて、甘いものを食べ過ぎると「やる気」が確実に減退します。サボリ癖がてきめんに出てくるのです。




アレルギー・アトピーほか全身に悪影響 メンタルも「甘い」という字は

もう少し具体的に砂糖の害を調べるべく、「砂糖 害」でググッてみると、こんなサイトがありました。
 
やや長くなりますが引用させて頂きます。
 
食の原点 砂糖の害
kenkouno-mori.ftw.jp/u40041.html

「血液を酸化(汚す)させ、赤血球や細胞を崩壊させます。つまり、ウイルスや細菌に感染しやすく、病気になりやすい身体を作っていきます。
 
アトピーなどアレルギーはもちろん、
 
冷え性、頭痛、肩こり、貧血、便秘、虫歯、胃潰瘍、糖尿病、心臓機能低下、子宮異常、静脈瘤
 
などや、恐ろしい難病と言われるようなもののほとんどが、砂糖病なのです。
 
数えればきりがありません。
 

 
また、精神的にも我慢ができず、イライラし、きれやすい。不眠やうつ病なども基本的には砂糖の害。」
 
「甘いという漢字・・・落とし穴を表現しています。
 
出て来れないように落しぶたまでしてあります。甘い人生も同じですね。わたしたちの病気や苦しみは甘い人生(貪りと怠け)から来るのです」

すでに「砂糖病」という語まで作られていますね。
 
ここまでくるともはや「毒」そのものです。




ナンシー・アップルトン博士 砂糖の害は140以上!

砂糖について調べていると、ナンシー・アップルトンという名前を目にします。
 
この女性はアメリカの臨床栄養学博士です。
 
砂糖の危険性を指摘した本を複数書いていて、その本や自身のサイトでは、砂糖の害を140以上も挙げて警告されています。
 
アップルトン氏のサイトで、私が見つけたのはこちら。
 
Nancy Appleton Books Health Blog
nancyappleton.com/141-reasons-sugar-ruins-your-health/
(英語です)
 
どのような害があるのか、各項目をザッと読んで、目をひいたものを紹介します。

免疫力低下 子供の非行 胎児および乳児の筋力形成に悪影響 アルコール依存症 心臓病 虫垂炎 血中ビタミンE低下 白内障 パーキンソン病 脂肪肝 近視 うつ アルツハイマー 過食 精神的不安定 ADD悪化 肺がん ポリオ 新生児の体重低下 物忘れ 便秘 胃がん メタボリックシンドローム 肝臓がん にきび テストステロン分泌量低下

 
あまりに多すぎるので、私が読んでわかる単語だけを訳しています。
 
砂糖は全ての病気の原因か?と突っ込みたくなりませんか?
 
アップルトン氏の挙げる危険性が全て事実だとは限りませんが、砂糖のとり過ぎが多様な悪影響をおよぼすのは間違いないようです。
 
私達の身の回りには、甘い食品があふれていて、つい砂糖を口にする機会には事欠きません。
 
「誘惑」が多い分、砂糖のとり過ぎには特に警戒するべきではないでしょうか。
 
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