「腰の痛みがみるみる消える100のコツ」を読んでみました。「腰痛対処法の百科事典」とでも言えそうな本です。
腰痛のメカニズム解説に始まり、腰痛を改善するための・・・
姿勢 歩き方 トレーニング 体操 マッサージ ツボ刺激
・・・などだけでなく・・・
ゴムバンド 結んだタオル ゴルフボール 五本指ソックス 湿布 硬貨
など、ちょっとした道具を使った対処法もたくさん紹介されています。中には「?」と感じる内容のものもありますが、腰痛対策をとにかく集めたい、という方にはうってつけの本です。
手術の実際や、名医がいる病院リスト、AKA療法を受けられる全国医療機関のリストもあります。
健康の天才たち
「健康の天才たち (新潮新書)」には、日本人の健康にまつわる人物とエピソードが紹介されています。
現在では、料理のレシピで「だし1カップ しょうゆ大さじ1 砂糖小さじ1」なんて表記は当たり前になっています。
でも、このシステムを最初に考案したのは誰でしょうか?思いついたきっかけは?
また、戦後の日本では性病の罹患率が他国に比べ低かったのはなぜでしょうか?
2・26事件当日の朝、ラジオ体操の放送は行われたのか?
健康サイトの管理人ならば「西式健康法」の創始者である西 勝造氏のエピソードに注目すべきなのでしょうが、私としては上記の話をより興味深く読みました。
「健康の天才たち」といっても、「独自の健康法により、ものすごい健康・寿命を手に入れた人たち」の本ではありません。私たちの日常生活に密着した話がメインの本です。
(西 勝造氏の話は例外かな?)
なので、厳密には「健康本」とは呼べないかもしれません。でも、面白いですよ!