由美かおるさんの著書「由美かおるブリージング・レッスン」に、呼吸の大事さがわかる解説がありました。
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由美かおる ブリージング・レッスン: 人生100年時代を生き抜くための神呼吸術
サンプルを読む・Kindle版あります
同書の3~4ページから抜粋して紹介します。
90歳まで生きたら8億回!呼吸 意識すると違いが
人は一生のうちに何回呼吸するのでしょうか?
答えは「数億回」であり、これだけ数多く行う動作は、人体への影響も甚大です。
人間は一日2万~2万5000回の呼吸をしています。90歳まで生きると仮定すれば、一生のうちにおよそ8億回もの呼吸をしている計算になります。
また、普通の状態で一回の呼吸で吸い込む空気は500ミリリットルのペットボトル一本程度です。
つまり、人は一日になんと1万2000リットルほどの空気を身体に入れていることになります。
これだけ多くの量を体外から取り入れ、そして排出するプロセスが、人間の身体や健康の維持増進において重要でないはずがありません。
中国医学では、質の良い空気を体内に入れるのは健康維持の必須条件です。
中国医学では、「気血」の巡り、すなわち人間が取り入れる空気とそれを体に巡らせる血液が正しく循環することにより、人間の健康が維持されると考えられています。
病気とは文字通り「気を病む」ことで、病気の多くはこの気血の滞りによって起こる身体のバランスの崩れともいわれているのです。
いうまでもなく、酸素は全身の機能維持に欠かせません。
人間は肺で呼吸していますが、呼吸によって得られる酸素を必要としてるのは、内臓や脳だけでなく目や皮膚も同様です。
しっかりと体全体に酸素がいきわたる呼吸を身に付けることで、細胞の若返りが促され身体の機能が活性化し、様々な病や不調を跳ね返すことができる「強い身体」を獲得できるのです。
生命維持にあまりにも基本的な動作なので忘れられがちです。それだけに意識すれば差が生まれます。
私たちの多くは普段の生活の中で”呼吸”を意識することは少ないでしょう。
しかし、体外に存在するものを最も多く体内に取り入れる呼吸こそが、人生100年を健康に生き抜くためのキーワードなのです。
「呼吸を意識する」といっても、ほんのちょっとしたことを短時間でOKです。
管理人も実践して違いを実感しているので、お時間があったら関連記事もご覧ください。
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