私はお腹の調子を崩すことはあまりないのですが、かつてある時期に思いっきりお腹を壊してしまいました。
それまでの記憶にないほどの不調っぷりでした。
滅多にないこのトラブルの原因は、ストレスでした。
私はストレスで下痢に
さすがにこのトシになると、ストレスはこれまでに数え切れないほど経験していますが、この時はなかなか強烈でした。
胃が捻じれるような感覚を何度も味わい、消化機能が明らかに普通でない実感があったのです。
空腹感もなくなって、「コレはヤバいかな?」と感じるほど下痢が続きました。
少々のストレスでもお通じ関連だけは正常だったのですが、私も人の子だったようで。
このコンテンツを作っているのは、もうすぐ新年度が始まる頃。
春から新しい生活が始まり、もしかしたらストレスを感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ストレスに対処するのは非常に厄介です。残念ながら、ひたすら耐えるしかないというケースもあります。
私としては、
「ストレスは陰にこもって、ひとりで抱え込んではいけない」
と考えているので、誰かに話すか、どこかに出かけて発散するようにしています。
あと、呼吸も意識してやっています。(下のコンテンツもご覧ください。)
私のように体調を崩している方はいないでしょうか?どうにかストレスをそらすように心がけてください。
それでもなかなか厄介ですけど、私もどうにかやっていきました。
ストレスを解消する呼吸法とイメージ 齋藤孝教授
生きていく上でストレスは避けられません。
「必ずあるもの」と言っても間違いではないでしょう。
それでは、ストレスを受けた時の対処法は確立されていますか?
特に何もせず、というケースが大多数ではないでしょうか。
カゼをひいたら体を温める、水分を多くとる、十分に休養するといった対応をしますね。
ストレスを受けた場合も同様です。
何らかの対処をすれば、ストレス(の症状)は軽減されます。
「声に出して読みたい日本語」などの著書がベストセラーになった、明治大学文学部の齋藤孝教授はストレスに次のように対処するそうです。
ストレスがたまる状態というのは、だから逆にいえば、からだによけいな力が入っている状態でもあります。
(中略)
ストレスを逃がしていく手としては、息をスーッと吐き続けるという方法があります。
人は呼吸をゆっくりすると、自然に落ち着いてくるものです。
僕は背骨で呼吸するというイメージでやっています。
これは、全身が相当ゆるんでいないと、そのイメージが感じられませんが、背骨一つ一つが呼吸の通りによって、何か伸び縮みするというイメージをつかんで呼吸するんですね。
これもからだのよけいな力が抜けた状態になりますから、効果があります。
「古武術で目覚めるからだ(Amazon)」73ページから引用しました。
ストレスを受けている実感があるなら、対処法のひとつとして試してみてはいかがでしょうか。
深い呼吸は総じてメンタルに良い影響を及ぼすので、可能であれば習慣にしたいものです。